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履歴書は手書きかパソコンか|第二新卒が迷わないための判断基準【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年9月6日 読了 約18分
履歴書は手書きかパソコンか|第二新卒が迷わないための判断基準【2026年版】

〜迷って時間を使うくらいなら、この記事で決めてしまってください〜

転職の履歴書を作るとき、最初に迷うのが「手書きか、パソコンか」です。

ネット上には両方の意見があり、調べるほど決まらなくなります。そして、書き始める前に時間を使ってしまいます。

結論から言うと、指定がなければパソコンで問題ありません。ただし、条件によって手書きを選んだほうがよい場面もあります。

この記事では、判断の基準を整理して、迷わずに書き始められる状態を作ります。

1. 結論:判断の基準は3つ

決めるための3つの基準

企業から指定があれば、それに従う(最優先)

指定がなければ、パソコンで問題ない

複数社に応募するなら、パソコンのほうが実務的

③が現実的な理由です。

第二新卒の転職では、複数社に応募するのが一般的です。手書きで10社分を書くのは、時間の使い方として効率的ではありません。

その時間は、職務経歴書の中身を練るほうに使ってください。選考で見られているのは、そちらです。

応募社数の考え方は何社応募すべきか|第二新卒が10社を基準にする理由と進め方にまとめています。

2. 企業側はどう受け取るか

見方実態
パソコンだと熱意がないそう見る企業は減っている
手書きだと丁寧内容が伴わなければ意味がない
読みやすさパソコンのほうが確実
修正のしやすさパソコンが圧倒的
保管・共有データのほうが扱いやすい

企業側の実務としては、データのほうが扱いやすいという事情があります。

社内で共有する、面接官に配る、記録として残す。これらはすべて、データのほうが手間が少なくなります。

そのため、パソコンで作成した履歴書を減点する企業は減っています。

ただし業界差はある

一部の業界や企業では、手書きを重視する文化が残っている場合があります。

判断の材料としては、次の点を見てください。

手書きを選んだほうが無難な場合

・募集要項に「手書き」と記載がある

・応募方法が郵送のみ

・企業の年齢構成が高いことが明らかに分かる

・伝統的な商習慣を重視する業界

迷ったら、募集要項をもう一度読んでください。指定があれば、そこで決着します。

3. それぞれの利点と手間

手書きパソコン
作成の時間1枚あたり長い一度作れば使い回せる
修正書き直しが必要すぐ直せる
応募先ごとの調整毎回書き直す一部だけ変えられる
読みやすさ字による一定
提出の形式郵送・持参が中心データでも紙でも可

「応募先ごとの調整」が、実務では最も差が出ます。

履歴書の志望動機欄は、応募先ごとに変える必要があります。手書きだと、その都度すべてを書き直すことになります。

パソコンなら、変える部分だけを変えて印刷できます。

志望動機欄の書き方は履歴書の志望動機欄の書き方|第二新卒の文字数と埋め方と例文7パターン、応募先ごとの調整は職務経歴書を応募先ごとに直す|変える3か所と変えない部分を参照してください。

4. 応募経路による違い

経路一般的な形式
転職サイト経由データで提出
エージェント経由データで担当者に渡す
企業の採用ページデータのアップロード
郵送紙(手書きでもパソコンでも可)
面接に持参

データで提出する経路が主流になっています。

この場合、手書きで書いたものを撮影して送ることになり、かえって読みにくくなります。データ提出が前提なら、パソコンで作るほうが確実です。

データ化と送り方は応募書類のPDF化と送り方|第二新卒がファイル名から添付まで整える手順にまとめています。

5. 話を聞いた例:手書きで消耗した人

知人に、最初の3社を手書きで書いて疲れてしまった人がいます。

その人の状況は、次のようなものでした。

実際に起きたこと

・1社あたり、書き損じを含めて2時間かかっていた

・志望動機を書き直すたびに、全部を書き直していた

・3社目で疲れて、応募のペースが落ちた

・4社目からパソコンに切り替えた

切り替えた後、応募のペースが戻ったそうです。

そして、手書きだった3社とパソコンだった7社で、通過率に差はありませんでした。

その人が言っていたのは、「時間をかけるべきは、書き方ではなく中身だった」ということです。

手書きに2時間かけるなら、その2時間で職務経歴書の実績を1つ具体化するほうが、結果につながります。

6. パソコンで作る場合の注意

気をつける5点

写真はデータで貼る(印刷後に貼らない)

日付は提出日に合わせる

ファイル名を分かりやすくする

印刷する場合は用紙のサイズを確認する

フォントとサイズを統一する

②は見落とされやすい点です。

使い回すときに日付を変え忘れると、古い日付のまま提出することになります。提出前に必ず確認してください。

写真の扱いは履歴書の写真|第二新卒が損しない撮り方・服装・データの使い方、提出前の確認は応募書類の提出前チェック|第二新卒が誤字より先に直す5つのことを参照してください。

7. 手書きで書く場合の注意

注意点対応
書き損じ修正液は使わず、書き直す
筆記具黒のペン。消えるペンは避ける
文字の大きさ欄からはみ出さない
空欄「特になし」など、埋める
控え提出前に写真を撮っておく

最後の行が実用的です。

手書きの履歴書は手元に残りません。面接で「履歴書に書いた内容」を聞かれたとき、何を書いたか思い出せないと困ります。

提出前に必ず撮影して、控えを残してください。

履歴書全体の書き方は転職の履歴書の書き方|第二新卒が落とす7項目と新卒用との違いにまとめています。

8. どちらでもよいと言われたら

募集要項に「手書き・パソコンどちらでも可」と書かれている場合があります。

この場合はパソコンで問題ありません。企業が明示的にどちらでもよいと言っているためです。

そのうえで、時間を使うべき場所を整理します。

時間を配分する順番

職務経歴書の実績を具体化する(最も見られる)

志望動機を応募先ごとに調整する

履歴書の記入漏れを確認する

形式を整える

④に時間をかけすぎているうちは、書類の中身が変わりません。

職務経歴書の作り方は職務経歴書のフォーマット|第二新卒が選ぶべき型と使い分け、実績の書き方は職務要約の書き方|第二新卒が最初の3行で読ませる型と例文8パターンを参照してください。

9. よくある質問

手書きのほうが有利ですか

指定がなければ、有利にはなりません。企業側の実務では、データのほうが扱いやすい事情があります。

市販の履歴書用紙を使うべきですか

紙で提出する場合は使えます。パソコンで作る場合は、一般的な様式であれば問題ありません。

書式は何を使えばいいですか

転職用の一般的な様式で構いません。職歴を書く欄が十分にあるものを選んでください。

写真は貼るべきですか

貼ってください。データで作る場合は、画像として貼り込みます。撮り方は履歴書の写真|第二新卒が損しない撮り方・服装・データの使い方を参照してください。

押印は必要ですか

様式に押印欄がある場合は押します。ない様式であれば不要です。

書き損じたらどうしますか

手書きの場合は、書き直してください。修正液を使うと、確認の姿勢を疑われます。

エージェント経由でもパソコンでいいですか

問題ありません。むしろデータで渡すほうが、担当者が企業へ提出しやすくなります。

Web履歴書とは違いますか

違います。Web履歴書は転職サイト上のプロフィールにあたるもので、スカウトの受け取りに関わります。書き方はWeb履歴書の書き方|第二新卒がスカウトを受け取るための埋め方を参照してください。

10. まとめ:今日やる3つのこと

この判断で時間を使うのは、最ももったいない使い方です。

今日やる3つのこと

募集要項に指定があるか確認する

指定がなければ、パソコンで作ると決める

浮いた時間で、職務経歴書の実績を1つ具体化する

③が本題です。選考で見られているのは、形式ではなく中身です。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。