応募書類の日付・和暦西暦・押印|第二新卒が迷う細部をまとめて解決【2026年版】
〜中身より先に、目に入る部分です〜
「この日付、いつを書けばいいんだろう」
履歴書を書き終えた最後に、必ず出てくる迷いです。そして、多くの人がその場の判断で埋めます。
日付・和暦西暦・押印は、内容の評価には直結しません。ただ、ずれていると「細部を確認しない人」という印象になります。
この記事では、迷いやすい3点をまとめて片づけます。
1. 結論:ルールは3つ
細部で迷わないための3つのルール
① 日付は、提出日(郵送なら投函日、データなら送信日)
② 和暦と西暦は、1つの書類の中で統一する
③ 押印は、押印欄がある様式のときだけ
この3つを守れば、細部で減点されることはありません。
迷ったときは、統一されているかどうかだけを確認してください。
2. 日付をどう入れるか
書類ごとに、入れる日付が違います。
| 書類 | 入れる日付 |
|---|---|
| 履歴書 | 提出日(郵送は投函日、持参は面接日、データは送信日) |
| 職務経歴書 | 作成日または提出日。履歴書と揃える |
| 添え状(送付状) | 提出日 |
| 退職届 | 会社の慣行に合わせる |
履歴書と職務経歴書の日付がずれていると、使い回しに見えます。
応募のたびに日付を更新してください。
よくある間違い
- 書いた日のまま、1週間後に提出した
- 履歴書は今日の日付、職務経歴書は先月の日付
- 「現在に至る」の直前の日付が実際とずれている
提出直前に、日付だけをもう一度見る習慣をつけると防げます。
データで送る場合
送信日を入れます。前日に作った場合は、送る日に書き換えてください。
PDFに変換した後で気づくことが多いので、変換前に確認します。
年齢の基準日にも関わる
履歴書の年齢欄は、日付の時点での満年齢を書きます。
提出日を書き換えたのに、年齢を直し忘れるケースがあります。誕生日を挟む時期は、特に注意してください。
学歴の入学・卒業年と、生年月日の年がずれていないかも、同時に確認できます。
3. 和暦と西暦の使い分け
どちらが正しい、という決まりはありません。
| 場面 | 推奨 |
|---|---|
| 履歴書全体 | どちらでもよい。統一する |
| 職務経歴書 | 西暦のほうが期間の計算がしやすい |
| 履歴書と職務経歴書 | 両方を揃える |
| 応募先の様式がある場合 | 指定に従う |
実務では、西暦で統一するほうが扱いやすくなります。
在籍期間の計算がしやすく、読む側も年数を把握しやすいためです。
混在が起きやすい箇所
- 学歴は和暦、職歴は西暦になっている
- 日付欄だけ和暦、本文は西暦
- 資格の取得年月だけ和暦のまま
1つの書類で混ざっていると、確認が甘い印象になります。
元号が変わる年をまたぐ場合
和暦で書く場合、年をまたぐ表記に注意が必要です。
迷う箇所がある場合は、西暦に統一するほうが確実です。
4. 押印は必要か
近年、扱いが変わってきた部分です。
| 状況 | 押印の要否 |
|---|---|
| 履歴書の様式に押印欄がある | 押す |
| 押印欄がない様式 | 不要 |
| 企業指定の様式 | 指定に従う |
| データで提出する場合 | 押印欄がなければ不要 |
| 添え状 | 通常は不要 |
判断の基準は、押印欄があるかどうかだけです。
欄がないのに押す必要はなく、欄があるのに空欄にすると未記入に見えます。
押すときの注意
- 認印を使う(シャチハタは避ける様式もある)
- 曲がらないよう、押印マットを使う
- 欄からはみ出さない
- かすれたら、書き直す
押し直しはできないので、最後に押します。
データ提出の場合
押印欄のある様式をPDFにする場合、扱いが分かれます。
- 電子印を入れられる様式なら、入れる
- 印刷して押し、スキャンする方法もある
- 押印欄のない様式に変える方法もある
応募先から指定がなければ、押印欄のない様式を選ぶのが簡単です。
5. 署名は手書きか
日付と並んで迷いやすい箇所です。
| 項目 | 扱い |
|---|---|
| 氏名 | 様式が手書きなら手書き。データならデータのまま |
| ふりがな | 「ふりがな」ならひらがな、「フリガナ」ならカタカナ |
| 住所 | 都道府県から書く。番地は省略しない |
| 連絡先 | 日中つながる番号を書く |
ふりがなの表記は、欄の指定に合わせます。
「ふりがな」と書かれているのにカタカナで書くのは、よくある見落としです。
手書きとデータの混在
手書きの履歴書に、データで作った職務経歴書を添えても問題ありません。
ただし、両方をデータで揃えるほうが、読む側の扱いは楽になります。
添え状の日付と宛名
郵送やメールで送る場合、添え状にも日付が入ります。
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 日付 | 右上。履歴書と同じ提出日 |
| 宛名 | 会社名は正式名称。担当者名が分かれば「◯◯様」 |
| 担当者名が不明 | 「採用ご担当者様」 |
| 差出人 | 右寄せで氏名・住所・連絡先 |
「御中」と「様」を重ねないことだけ注意してください。
会社名や部署宛なら「御中」、個人宛なら「様」です。両方をつけると誤りになります。
6. 「現在に至る」と「以上」の書き方
職歴欄の締めくくりも、迷いやすい箇所です。
| 状況 | 書き方 |
|---|---|
| 在職中 | 職歴の最後の行に「現在に至る」、次の行に「以上」 |
| 退職済み | 最後の退職の行の次に「以上」 |
| 職務経歴書 | 「以上」を右寄せで入れる |
「現在に至る」は在職中のみです。
すでに退職している場合に書くと、事実と違う記載になります。
位置の決まり
- 「現在に至る」は左詰め
- 「以上」は右詰め
- どちらも、職歴欄の中に書く
行が足りない場合は、様式を変えるほうが無理に詰め込むより読みやすくなります。
会社名は正式名称で書く
日付と並んで見落とされやすいのが、会社名の表記です。
| よくある書き方 | 正しい書き方 |
|---|---|
| (株)◯◯ | 株式会社◯◯ |
| ◯◯(株) | ◯◯株式会社 |
| 略称のみ | 登記上の正式名称 |
前株か後株かは、会社によって違います。在籍していた会社の正式名称を、登記や名刺で確認してください。
応募先の会社名も、添え状や志望動機で正式名称を使います。
7. データで送るときの整え方
書類の中身が正しくても、ファイルの状態で印象が変わります。
| 項目 | 整え方 |
|---|---|
| 形式 | PDFにする |
| ファイル名 | 「履歴書_氏名_日付」の形にする |
| ページ数 | 履歴書1〜2枚、職務経歴書2枚程度 |
| 向き | すべて同じ向きに揃える |
| まとめ方 | 指定がなければ、別ファイルで送る |
ファイル名に日付を入れると、応募先での管理がしやすくなります。
「履歴書.pdf」のままだと、受け取った側で他の応募者と区別がつきません。
変換後の確認
PDFに変換すると、レイアウトが崩れることがあります。
- 文字が欄からはみ出していないか
- 改ページの位置が不自然でないか
- 写真が表示されているか
変換したファイルを開いて、目で確認してから送ってください。
8. 提出直前の確認リスト
送る前に、細部だけを一度に見ます。
| 確認する箇所 | 見るところ |
|---|---|
| 日付 | 提出日になっているか。2つの書類で揃っているか |
| 和暦・西暦 | 1つの書類の中で統一されているか |
| 押印 | 欄があるなら押されているか |
| ふりがな | 欄の表記(ひらがな/カタカナ)と合っているか |
| 「以上」 | 入っているか。位置は右詰めか |
| 会社名 | 前回の応募先の名前が残っていないか |
| ファイル名 | 氏名と日付が入っているか |
6つめが、最も影響の大きい見落としです。
志望動機に前回の応募先の社名が残っていると、その1点で落ちます。
声に出して読む
細部の誤りは、目で追うだけでは見つかりにくくなります。
日付と社名だけを声に出して読むと、見落としが減ります。
9. よくある質問
履歴書の日付は、書いた日と提出日のどちらですか
提出日です。郵送なら投函日、持参するなら面接日、データで送るなら送信日を書きます。書いた日のまま数日置いて提出すると、日付がずれます。提出の直前に日付だけをもう一度確認する習慣をつけると、この間違いは防げます。
和暦と西暦は、どちらを使うべきですか
どちらでも構いませんが、1つの書類の中では統一してください。実務では西暦のほうが在籍期間を計算しやすく、読む側も年数を把握しやすくなります。履歴書と職務経歴書の両方を揃えることも忘れないでください。混在していると、確認が甘い印象になります。
押印は必要ですか
様式に押印欄があるかどうかで決まります。欄があれば押し、なければ不要です。近年は押印欄のない様式も多く使われています。データで提出する場合は、押印欄のない様式を選ぶと手間がかかりません。企業から指定がある場合は、その指示に従ってください。
シャチハタでもいいですか
避けるほうが無難です。認印を使ってください。押印は最後に行い、かすれたり曲がったりした場合は書類ごと書き直します。押し直しの跡が残ると、かえって目立ちます。押印マットを使うと、きれいに押せます。
「現在に至る」は必ず書きますか
在職中の場合のみ書きます。すでに退職している場合に書くと、事実と異なる記載になります。在職中であれば、職歴の最後の行に左詰めで「現在に至る」と書き、その次の行に右詰めで「以上」を入れてください。
ふりがなは、ひらがなとカタカナのどちらですか
欄の表記に合わせます。「ふりがな」と書かれていればひらがな、「フリガナ」と書かれていればカタカナです。これは見落とされやすい箇所で、指定と違う表記になっていると、確認していない印象を与えます。書き始める前に欄の表記を見てください。
PDFのファイル名は、どうつけますか
「履歴書_氏名_日付」のような形にしてください。応募先では複数の応募者の書類を扱うため、氏名が入っていると管理しやすくなります。「履歴書.pdf」のままだと、保存の際に区別がつかず、印象も良くありません。職務経歴書も同じ形式で揃えてください。
手書きの履歴書に、データの職務経歴書を添えてもいいですか
問題ありません。ただし、両方をデータで揃えるほうが、読む側の扱いは楽になります。企業から様式や提出方法の指定がある場合は、それに従ってください。手書きとデータのどちらであっても、日付と和暦西暦の統一は必要です。
10. まとめ:提出直前に、細部だけを見る
今週やる3つのこと
① 手元の書類の日付を、提出日に更新する
② 和暦と西暦が混ざっていないか、全欄を確認する
③ 志望動機に、前回の応募先の社名が残っていないか読む
日付・和暦西暦・押印は、内容の評価には直結しません。ただ、最初に目に入る部分です。
ここが揃っていると、中身を読んでもらえる状態になります。提出前の3分で確認できることなので、毎回入れてください。
この先、読むべき記事
- 応募書類の提出前チェック|第二新卒が誤字より先に直す5つのこと(提出前の全体確認)
- 応募書類のPDF化と送り方|第二新卒がファイル名から添付まで整える手順(データ提出の手順)
- 履歴書の学歴・職歴欄の書き方|第二新卒がつまずく9つのポイント(職歴欄の書き方)
- 履歴書は手書きかパソコンか|第二新卒が迷わないための判断基準(作成方法の選び方)
- 履歴書の見落としやすい欄|通勤時間・扶養・本人希望(他の細かい欄)
- 応募書類を郵送するとき|封筒・宛名・折り方・送り方の手順(郵送での送り方)
この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。