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初めての在宅勤務|第二新卒が信頼を落とさない進め方【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年9月6日 読了 約17分
初めての在宅勤務|第二新卒が信頼を落とさない進め方【2026年版】

〜見えないぶん、伝える量を増やす必要があります〜

「明日から、週2日は在宅で」

在宅勤務は、慣れれば快適です。ただ、慣れるまでの間に信頼を落とす人がいます。

理由は単純で、働いている姿が見えないからです。成果と経過の両方を、自分から伝える必要があります。

この記事では、最初に確認することと、進め方を整理します。

1. 結論:押さえるのは3つ

在宅勤務で押さえる3点

連絡の頻度を、出社時より増やす

始業と終業を、必ず伝える

詰まったら、早めに出す

③が最も重要です。

出社していれば「困っていそうだ」と気づいてもらえますが、在宅ではそれがありません。

2. 最初に確認する7項目

会社ごとに運用が違います。

項目確認する内容
勤怠始業・終業の連絡方法
連絡手段チャットか、通話か
反応の速さどのくらいで返すのが普通か
中抜け認められるか、手続きはあるか
会議カメラは必須か
通信費用の補助はあるか
場所自宅以外でも働いてよいか

7つめは、必ず確認してください。

情報の取り扱いの規程で、公共の場所での作業が禁じられている会社もあります。

分からないときは聞く

「在宅勤務の運用について、確認させてください」

入社直後であれば、自然な質問です。

規程が文書になっていることも多いので、まず読んでください。

3. 信頼を作る方法

見えないぶん、伝える量で補います。

やること内容
始業時に、今日やることを送る3行で足りる
終業時に、進んだことを送るできなかったことも書く
途中で1回、状況を出す長い作業のときだけ
反応を早くする見たらまず反応を返す
会議には少し早く入る接続の確認も兼ねる

1つめと2つめを、最初の1ヶ月は必ずやってください。

慣れてきたら、頻度を落として構いません。

送る内容の例

始業時:「本日は◯◯の作成と、△△の確認を進めます」 終業時:「◯◯は完了しました。△△は明日に持ち越します」

この2通で、1日の動きが伝わります。

できなかったことも書く

隠すと、後で発覚したときに大きくなります。

「△△は着手できませんでした。明日に回します」と書くほうが、信頼されます。

在宅で起きやすい誤解

見えないことが、思わぬ形で伝わります。

起きること相手の受け取り方
返事が遅い席を外している、対応していない
進捗の連絡がない順調だと思われる
会議で発言しない参加していないように見える
カメラを切っている会社の文化によっては気になられる
終業の連絡がないいつまで働いていたか分からない

2つめが、最も誤解を生みます。

順調だと思われたまま期限を迎え、そこで初めて遅れが発覚する形になります。

4. 連絡の頻度

出社時と同じでは足りません。

場面在宅での対応
隣の席で聞いていたことチャットで送る
雑談で共有していたこと意識的に書く
表情で伝わっていたこと言葉にする
「ちょっといいですか」通話を提案する

4つめは、遠慮しないでください。

テキストで往復するより、5分の通話で終わることがあります。

通話を提案する言い方

「5分ほどお時間いただけますか。テキストだと長くなりそうでして」

この一言で、相手も判断しやすくなります。

5. 環境の整え方

長時間の作業に耐える形にします。

項目目安
通信会議が途切れない速度
机と椅子高さが合っているか
生活音が入らない場所
顔が暗くならない位置
電源充電しながら使える

2つめを軽視すると、体に影響が出ます。

長期間の在宅勤務が続くなら、机と椅子は優先して整えてください。

費用の補助

会社によって、在宅勤務の手当や備品の貸与があります。

「在宅勤務に関する補助はありますか」と確認してください。

通信費、電気代、備品の購入補助が対象になっていることがあります。

中抜けの扱い

在宅では、日中に用事が入ることがあります。

状況対応
制度がある手順に沿って申請する
制度がない有給や時間単位の休暇を使う
短時間上長に一言伝える運用の会社もある

自己判断で抜けないでください。

会社ごとに扱いが違うため、入社時に確認しておくと後で困りません。勤務時間の扱いに疑問がある場合は、労働基準監督署などの窓口に相談できます。

6. 詰まったときの動き方

在宅で最も起きやすい問題です。

状況対応
30分調べて分からないチャットで聞く
相手が見ていない別の人に聞く、または通話
業務が止まっているすぐ上長へ
権限がなくて進めない申請の手順を確認する
システムに入れない問い合わせ窓口へ

3つめを我慢しないでください。

出社していれば見えることが、在宅では止まったまま気づかれません。

待つ時間を決める

送ってから1時間返事がなければ、別の手段に切り替えます。

「先ほどの件、お手すきでしたらご確認ください」と再送するか、通話を試してください。

生活と仕事の切り替え

同じ場所で働くと、区切りがつきにくくなります。

  • 始業前に、一度外に出る
  • 仕事をする場所を決める
  • 終業時に、道具を片づける
  • 就業時間外は通知を切る

4つめは、会社の運用を確認したうえで行ってください。

時間外の連絡が前提になっている職場では、事前に上長と話しておく必要があります。

7. 出社との使い分け

どちらが向く業務があります。

業務向いている場所
集中して作る作業在宅
教わる、覚える出社
相談が多い日出社
会議が中心の日どちらでも
資料や機器が必要出社

2つめが、第二新卒の時期には重要です。

入社直後は、出社の比率を高くしたほうが立ち上がりが早くなります。

自分から出社を選ぶ

「明日は確認したいことが多いので、出社します」

この判断ができると、進みが速くなります。

在宅が認められていても、毎回使う必要はありません。

8. 求人票での確認

入社前に、実態を確かめます。

確認すること聞き方
頻度「在宅は週に何日ですか」
対象「入社直後から利用できますか」
出社の必要な日「必ず出社する日はありますか」
制度の変更「今後、方針が変わる予定はありますか」
補助「在宅勤務の手当はありますか」

2つめが最も見落とされます。

入社後3ヶ月は出社、という運用の会社が多くあります。

「リモート可」の中身

求人票のこの記載だけでは、実態が分かりません。

週5日在宅の会社と、月1回だけ在宅可の会社が、同じ表記になります。

面接で頻度を確認してください。

9. よくある質問

在宅勤務で、まず何を確認しますか

勤怠の連絡方法、連絡手段、反応の速さ、中抜けの可否、会議でのカメラの要否、通信費の補助、働いてよい場所の7つです。特に最後は重要で、情報の取り扱いの規程により、公共の場所での作業が禁じられている会社もあります。

働いている姿が見えないのが不安です

始業時に「本日は◯◯を進めます」、終業時に「◯◯は完了、△△は明日に持ち越します」と送ってください。この2通で1日の動きが伝わります。最初の1ヶ月は必ずやり、慣れてきたら頻度を落として構いません。

できなかったことも報告すべきですか

してください。隠すと、後で発覚したときに大きくなります。「△△は着手できませんでした。明日に回します」と書くほうが信頼されます。進んでいないことを伝えるのは、能力の問題ではなく報告の問題です。

質問しても返事が来ません

送ってから1時間返事がなければ、別の手段に切り替えてください。再送するか、別の人に聞くか、通話を試してください。業務が止まっている場合は、我慢せず上長に伝えてください。在宅では、止まっていることが誰にも見えません。

テキストのやり取りが長くなります

通話を提案してください。「5分ほどお時間いただけますか。テキストだと長くなりそうでして」と伝えれば、相手も判断できます。往復が3回を超えそうなら、話したほうが早く終わります。

入社直後から在宅で大丈夫ですか

出社の比率を高くするほうが、立ち上がりは早くなります。教わることと覚えることは、対面のほうが効率的です。在宅が認められていても、毎回使う必要はありません。「明日は確認したいことが多いので出社します」という判断ができると、進みが速くなります。

机や椅子は、自分で用意しますか

会社によります。在宅勤務の手当や、備品の貸与がある会社もあります。「在宅勤務に関する補助はありますか」と確認してください。通信費、電気代、備品の購入補助が対象になっていることがあります。長期間続くなら、机と椅子は優先して整えてください。

求人票の「リモート可」は、どう読みますか

そのままでは実態が分かりません。週5日在宅の会社と、月1回だけ在宅可の会社が同じ表記になります。面接で「在宅は週に何日ですか」「入社直後から利用できますか」を確認してください。入社後3ヶ月は出社という運用も多くあります。

10. まとめ:伝える量を増やして、詰まったら早く出す

今週やる3つのこと

在宅勤務の規程を読み、7項目を確認する

始業と終業に送る文の型を、作っておく

詰まったときに待つ時間を、1時間と決める

在宅勤務で信頼を落とすのは、能力ではなく伝える量が足りないときです。

見えないぶんを、報告で補ってください。そして、詰まったら早く出すことが、最も重要です。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。