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履歴書の趣味・特技欄|第二新卒が空欄にせず書く型と例文20【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年9月5日 読了 約15分
履歴書の趣味・特技欄|第二新卒が空欄にせず書く型と例文20【2026年版】

〜合否は決まりませんが、面接の話題として使われます〜

履歴書の趣味・特技欄は、合否を左右する項目ではありません。

ただし、次の2つの役割があります。

1つ目:面接の冒頭で、話題として使われる。

2つ目:継続性や、業務に近い性質が伝わることがある。

そして、空欄にすると、この2つの機会を失います。

さらに、「書くことがない」という印象を与えます。

書き方には型があり、5分で作れます。

この記事では、3つの型と、そのまま使える例文20を用意します。

1. 結論:3つの型のどれかで書く

#効果
継続していることを書く継続性が伝わる週2回のランニング(3年継続)
業務に接続することを書く業務の適性が伝わるデータ整理、資料作成
話題になりやすいことを書く面接の話が広がる御朱印集め、パン作り

①が最も無難で、汎用性があります。

「3年継続」「週2回」といった数字を入れると、それだけで継続性の証明になります。

②は、応募先の職種と接続する場合に有効です。

③は、面接官との会話が広がりやすくなります。

書き方の基本

【趣味】ランニング(週2回、3年継続。直近でハーフマラソンを完走)

【特技】Excelでのデータ整理(前職で月次の集計を担当)

1行に、内容+補足(期間・頻度・具体例)の形で書いてください。

単語だけ(「読書」「音楽鑑賞」)は、避けてください。

2. なぜ書いた方がいいのか

理由内容
面接の冒頭で使われる緊張をほぐす話題として
継続性が伝わる「3年続けている」は、定着性の材料になる
③ 人柄が伝わる書類だけでは分からない部分
空欄は印象が悪い「書くことがない」に見える

①が、実務的に最も重要です。

面接の冒頭は、緊張している時間です。

そこで、話しやすい話題があると、その後の受け答えが滑らかになります。

だから、「自分が話しやすいこと」を書いてください。

書いたことについて、1分程度話せる状態にしておいてください。

空欄・「特になし」を避ける

「特になし」と書くのは、避けてください。

合否には直結しませんが、「書くことがない人」という印象が残ります。

そして、面接の話題が1つ減ります。

3. 編集長の実体験:趣味の話から面接が始まった

私が第二新卒で転職活動をしていたとき、履歴書の趣味欄に「Webサイトの運営」と書いていました。

当時、個人でサイトを作って運営していたためです。

4社目の面接で、面接官が最初にこう言いました。

面接官「履歴書の趣味の欄、Webサイトの運営とありますね。これ、どんなサイトですか

「趣味の領域で作っていて、記事を書いて公開しています」

面接官アクセス数とか見てます?

「見てます。毎週、どの記事が読まれているかを確認して、読まれていない記事の構成を直しています」

面接官それ、うちの営業企画でやることとほぼ同じですよ

この一言から、面接の流れが変わりました。

その後、業務の話につながり、最終的にこの会社から内定が出ました。

ここで学んだのは、趣味欄が単なる話題ではなく、業務への接続材料になり得るということです。

ただし、これは面接官が拾ってくれたから成立しました。

自分から「趣味が業務に活きます」と主張するのは、不自然です。

書いておいて、聞かれたら話す。この形が自然です。

4. 型① 継続していることを書く

最も無難で、どの職種でも使えます。

書き方

「内容+期間・頻度+具体的な実績」の3要素です。

弱い強い
ランニングランニング(週2回、3年継続。ハーフマラソン完走)
読書読書(月3〜4冊。ビジネス書と歴史小説が中心)
筋トレ筋力トレーニング(週3回、2年継続)
料理料理(週5日自炊。作り置きを日曜にまとめて準備)
登山登山(年4〜5回。日帰りの低山が中心)

期間と頻度を入れるだけで、継続性の証明になります。

例文(継続型)

  1. ランニング(週2回、3年継続。直近でハーフマラソンを完走)
  2. 読書(月3〜4冊。ビジネス書と歴史小説が中心)
  3. 筋力トレーニング(週3回、2年継続。記録をアプリで管理)
  4. 料理(週5日自炊。日曜に1週間分を作り置き)
  5. 英語学習(毎朝30分の英文記事の購読、1年継続)
  6. 資格の学習(日商簿記3級を取得。現在2級を学習中)
  7. 登山(年4〜5回。日帰りの低山を中心に、これまで20座)
  8. 楽器演奏(ギター、学生時代から8年継続)

5. 型② 業務に接続することを書く

応募先の職種と接続する場合、有効です。

応募先書ける内容
営業企画・分析Excelでのデータ整理、家計簿の分析
マーケティングブログ・SNSの運営(アクセス解析つき)
事務・経理家計簿の管理、書類の整理
IT・エンジニアプログラミング学習、自作アプリ
人事・教育学習内容の整理、後輩への指導
企画職イベントの企画・運営(サークル、地域活動)

例文(業務接続型)

  1. Excelでのデータ整理(前職で月次の売上集計を担当。VLOOKUPとピボットテーブルを使用)
  2. ブログの運営(3年継続。月間約3万PV。アクセス解析を見て記事を改善)
  3. プログラミング学習(Pythonを4ヶ月学習。簡単な集計スクリプトを作成)
  4. 家計簿の管理(5年継続。Excelで費目別に集計)
  5. 資料作成(前職で提案資料を月10本作成。PowerPointを使用)
  6. イベントの企画・運営(社会人サークルで年2回、30名規模のイベントを企画)

「趣味」というより「特技」の欄に書く方が自然な内容もあります。

欄が分かれている場合は、①を趣味に、②を特技に配置してください。

6. 型③ 話題になりやすいことを書く

面接の会話が広がりやすい内容です。

特徴
意外性がある御朱印集め、盆栽、DIY
質問しやすいパン作り、写真、旅行
地域性がある地元の祭りへの参加

例文(話題型)

  1. 御朱印集め(3年継続。これまで50社を参拝)
  2. パン作り(週1回。天然酵母でのパン作りを2年継続)
  3. 写真(風景写真が中心。月1回撮影に出かける)
  4. 国内旅行(年4〜5回。これまで30都道府県を訪問)
  5. DIY(自宅の棚や机を製作。工具の扱いを独学で習得)
  6. 将棋(アプリで週3〜4局。段位は◯段)

数字(回数、期間、実績)を入れてください。

これがあると、聞かれたときに話しやすくなります。

7. 書かない方がよい内容

内容なぜ
政治・宗教に関わること避ける
ギャンブル印象が分かれる
過度に個人的な内容面接で扱いにくい
危険を伴う活動業務への影響を懸念される
嘘・誇張聞かれたときに答えられない

最後の行が最も重要です。

面接で必ず聞かれる前提で書いてください。

「読書」と書いて「最近読んだ本は」と聞かれ、答えられないと、印象が悪くなります。

「特になし」の場合

本当に思いつかない場合、次から探してください。

質問出てくるもの
休日は何をしていますか実際にやっていること
週に1回以上やっていることは継続していること
続いているアプリ・サービスは習慣
人から「よくやるね」と言われることは特徴的な行動

「散歩」「動画鑑賞」でも、書き方次第で成立します。

「散歩(週3〜4回、1回40分程度。近所の史跡を巡るのが好きです)」

頻度と、少しの具体性を足すだけです。

8. 面接で聞かれたときの答え方

趣味欄に書いた内容は、面接で聞かれる可能性があります。

答え方の型

いつから、どのくらいの頻度でやっているかきっかけ最近の具体的な出来事

30秒〜1分で答えてください。

Q「ランニングとありますが、どのくらいされているんですか」

3年前から、週2回のペースで続けております。

始めたきっかけは、社会人になって運動する機会がなくなったことです。最初は10分も走れませんでしたが、記録をアプリで管理しながら少しずつ距離を伸ばしました。

先月、初めてハーフマラソンに出て、完走できました。

「記録を管理しながら、少しずつ」という要素が入ると、業務にも通じる姿勢が伝わります。

ただし、無理に業務と結びつけないでください。

「この趣味で培った忍耐力を、業務に活かします」といった強引な接続は、不自然です。

深掘りされたら

趣味の話が長くなりすぎないよう、注意してください。

1分を超えたら、区切ってください。

「……といったところです。お時間もありますので、この辺りで。

9. よくある質問

趣味・特技欄は、合否に影響しますか?

直接的には影響しません。ただし、面接の話題として使われ、継続性や人柄が伝わることがあります。空欄にすると、この機会を失います。

空欄でもいいですか?

推奨しません。「書くことがない人」という印象が残ります。「散歩」「動画鑑賞」でも、頻度と具体性を足せば成立します。

趣味と特技は、分けて書きますか?

欄が分かれている場合は、分けてください。趣味は継続していること、特技は業務に接続することを書くと、バランスが良くなります。欄が1つの場合は、両方を1〜2行で書きます。

業務と関係ない趣味でもいいですか?

問題ありません。むしろ、無理に業務と結びつけると不自然になります。継続していることを、期間と頻度を添えて書いてください。

嘘を書いてもバレませんか?

面接で聞かれると、答えられません。「読書」と書いて「最近読んだ本は」に答えられないと、印象が悪くなります。実際にやっていることを書いてください。

「ゲーム」と書いてもいいですか?

書いても構いませんが、書き方を工夫してください。「オンラインゲーム(チームでの戦略立案を担当。5年継続)」のように、具体性を加えると印象が変わります。

何個くらい書けばいいですか?

趣味1〜2個、特技1個が目安です。多く書きすぎると、それぞれの記述が薄くなります。1つを詳しく書く方が、話題として使いやすくなります。

Web履歴書でも同じですか?

基本は同じです。ただし、Web履歴書では文字数の制限がある場合があります。その場合、期間と頻度だけでも入れてください。

10. まとめ:今夜やる3つのこと

履歴書の趣味・特技欄は、合否は決めませんが、面接の話題として使われます。

そして、空欄にすると、その機会を失います。

今夜やること

週に1回以上やっていることを、3つ書き出す

そのうち1つに、期間・頻度・具体的な実績を足す

それについて1分話す練習をする

目安時間:合計20分

③を必ずやってください。

面接で聞かれる前提で書いてください。

私は「Webサイトの運営」と書いていて、面接の冒頭で聞かれました。

そこから業務の話につながり、面接の流れが変わりました。

ただ、それは答えられる状態で書いていたからです。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、飲食・宿泊・レジャー領域のメディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた経験を持つ。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。現在は自分の会社を経営している。