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転職サイトの選び方|第二新卒がエージェントと使い分ける基準【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年9月5日 読了 約18分
転職サイトの選び方|第二新卒がエージェントと使い分ける基準【2026年版】

〜「どのサイトがいいか」より先に、「サイトとエージェントをどう分けるか」を決めてください〜

転職活動を始めるとき、多くの人が最初に検索するのがこれです。

「転職サイト おすすめ」

そして大量のランキング記事を読み、5〜6サイトに登録し、大量のメールが来て、結局どれも使わなくなる。これが最も多い失敗パターンです。

問題はサイトの選び方ではありません。サイトとエージェントの役割が違うことを知らないまま、同じものとして比べていることです。

この記事では、3つの型の違いと、第二新卒にとっての使い分けを整理します。

1. 結論:3つの型を1つずつ使う

第二新卒の基本構成

エージェント型 2〜3社(求人の紹介と選考の代行。主戦力)

スカウト型 1〜2サイト(市場からの評価が分かる。放置でよい)

自己応募型 1サイト(エージェントが扱わない求人を拾う)

合計4〜6。それ以上は管理できません。

「どのサイトが一番いいか」という問いには答えがありません。役割が違うので、比べる対象になっていないからです。

2. 3つの型の違い

代表例特徴向いている場面
エージェント型総合型・第二新卒特化型担当者が求人を紹介。日程調整・推薦・条件交渉を代行職種を変える/初めての転職
スカウト型経歴を登録して待つタイプ企業やエージェントから声がかかる市場価値を知りたい/在職中で時間がない
自己応募型求人を検索して直接応募自分のペースで進む。求人数が多い受ける会社が決まっている/地域を絞る

2-1. エージェント型の実際

第二新卒にとって主戦力になります。

メリットデメリット
未経験可の求人を教えてもらえる担当者との相性に左右される
日程調整を代行してくれる(在職中に効く)紹介される求人が担当者の判断に依存
書類に推薦文が添えられる応募を急かされることがある
条件交渉を代行してくれる扱っていない求人がある
面接後のフィードバックがもらえる

在職中の転職では、日程調整の代行だけでも登録する価値があります。面談で聞かれることは転職エージェントの面談にまとめています。

2-2. スカウト型の実際

「待つ」ツールなので、登録して放置で構いません。

メリットデメリット
自分の経歴に市場からどんな反応があるか分かる定型のスカウトが大量に届く
在職中でも時間を使わない「あなたにぴったり」は自動送信が多い
思ってもいなかった業界から声がかかる現職に見つかるリスク(設定で防げる)

登録直後に、必ず現職と関連会社をブロックしてください。これを忘れて人事に見つかるのが、在職中の活動で最も多い事故です。使い方はスカウト型転職サイトの使い方にまとめています。

2-3. 自己応募型の実際

エージェントが扱わない求人を拾うために使います。

メリットデメリット
求人数が最も多い自分で日程調整する(在職中はきつい)
エージェント経由でない求人がある(中小企業、地方)推薦文がつかない
自分のペースで進められる落ちても理由が分からない
企業が採用コストを抑えられる分、通りやすい場合がある

中小企業はエージェントを使わないことが多いため、自己応募型でしか出会えない求人があります。地元で探す場合は特に重要になります。

3. どう組み合わせるか

目的別の組み合わせを置いておきます。

あなたの状況推奨の組み合わせ
職種を変えたいエージェント(第二新卒特化2社+総合1社)中心。サイトは補助
同じ職種で転職したいエージェント1〜2社+自己応募型1つ
在職中で時間がないエージェント2社+スカウト型1つ(日程調整を丸投げする)
地元・地方で探したい自己応募型を主にする+地域特化のエージェント
まず市場を知りたいスカウト型1つに登録して1ヶ月放置
急いで決めたいエージェント3社。担当者に期限を明確に伝える

第二新卒で職種を変えるなら、エージェント中心が圧倒的に有利です。未経験可の求人は求人票からは判別しにくく、担当者に「未経験で入った人が実際にいるか」を聞けるかどうかが差になります。

エージェントの比較は第二新卒の転職エージェントおすすめ9選にまとめています。

4. サイト選びで見るべき3点

「どのサイトか」を決める段階では、次の3点だけを見てください。

見る点確認方法
第二新卒・20代の求人が実際にあるか「未経験可」+志望職種で検索し、件数を見る
自分の地域の求人があるか勤務地で絞り込んで件数を見る
志望職種の求人があるか職種で絞り込んで件数を見る

ランキング記事の順位ではなく、実際に検索して件数を見てください。3分で終わりますし、これが唯一確実な判断方法です。

4-1. 大手総合型と特化型の違い

特徴
大手総合型求人数が最多。ただし経験者向けが中心で、第二新卒枠は探しにくい
第二新卒・20代特化型求人数は少ないが、未経験可の比率が高い。書類対策の支援も手厚い
業界特化型IT・SaaS・医療など。その業界に絞るなら最も効率的
地域特化型地方の中小企業に強い

第二新卒は「特化型を主、総合型を従」で組むのが基本です。総合型だけだと、経験者向けの求人ばかりに当たります。

5. 登録してすぐやるべきこと

登録直後にやること
エージェント型面談日を確保する(登録だけでは何も進みません)
スカウト型現職と関連会社をブロック設定する
スカウト型職務経歴を7割でいいので埋める(空欄だと届きません)
自己応募型検索条件を保存して、新着通知だけオンにする
全部メールをフォルダ分けする(受信箱が埋まります)

スカウト型のブロック設定は、登録したその場でやってください。後回しにすると必ず忘れます。

6. 落ちる使い方5つ

何が起きるか
登録しすぎ型6サイト以上登録し、メールに埋もれて全部使わなくなる
登録だけ型エージェントに登録したが面談を入れず、何も進まない
ランキング盲信型順位で選び、自分の職種の求人がないサイトを使う
併用非申告型エージェント複数社に併用を伝えず、同じ企業に重複応募する
ブロック忘れ型スカウト型で現職に見つかる

最も多いのが登録しすぎ型です。4〜6で止めてください。

7. 併用するときの管理方法

複数使うなら、応募先の管理は自分でやってください。

管理する項目(エクセルかスプレッドシートで十分)

① 企業名

応募経路(どのエージェント/どのサイトから)

③ 応募日

④ 選考状況(書類/一次/二次/最終)

⑤ 次のアクションと期日

②が最重要です。同じ企業に2つの経路から応募すると、選考自体が無効になることがあります。エージェント同士は情報を共有しないので、防げるのはあなただけです。

8. サイト経由が有利になる場面

エージェント中心を推奨しましたが、自己応募のほうが通りやすい場面もあります。

  • 企業がエージェント経由の採用コストを避けたい場合(中小企業に多い)
  • 応募のタイミングが早い場合(エージェントの紹介より先に届く)
  • 地方の企業(そもそもエージェントを使っていない)
  • 求人が出たばかりの場合

気になる企業が自己応募型に出ていたら、エージェントの紹介を待たずに直接応募して構いません。ただし、すでにエージェントから紹介されている企業には、絶対に自分で応募しないでください。

9. よくある質問

転職サイトとエージェント、どちらが有利ですか

第二新卒で職種を変えるならエージェントが有利です。未経験可の求人は求人票から判別しにくく、担当者に実態を聞けるかどうかが差になります。ただし自己応募型でしか出会えない求人もあるため、併用してください。

何社登録すればいいですか

合計4〜6です。エージェント2〜3社、スカウト型1〜2、自己応募型1。それ以上は連絡と日程の管理が回らなくなります。

スカウトが全然来ません

経歴が埋まっていない可能性が高いです。スカウト型は、登録情報の量でヒットの数が決まります。職務経歴を7割以上埋めてください。詳しくはスカウト型転職サイトの使い方を参照してください。

無料なのはなぜですか

採用が決まったときに、企業が費用を払う仕組みだからです。求職者側の負担は一切ありません。エージェントもサイトも同じ構造です。

現職にバレませんか

スカウト型では、設定を忘れるとバレる可能性があります。登録直後に現職と関連会社をブロックしてください。エージェントと自己応募型は、こちらから応募しない限りバレません。

在職中でも使えますか

使えます。むしろ在職中の利用が前提です。面接の日程調整をエージェントに任せられるのが最大のメリットになります。進め方は在職中の転職活動を参照してください。

地方在住でも求人はありますか

あります。ただし大手エージェントは都市部中心なので、地域特化のエージェントか自己応募型を主に使ってください。ハローワークの求人も、中小企業では有力な選択肢です。

退会したいときはどうすればいいですか

各サイトの設定画面から退会できます。エージェントの場合は、担当者に一報を入れるのが丁寧です。転職が決まったら、使っていないサービスは退会して構いません。

10. まとめ

転職サイトは、順位ではなく役割で選んでください。

今夜やる3つのこと

① エージェント2〜3社、スカウト型1〜2、自己応募型1に絞る(合計4〜6)

候補のサイトで「未経験可」+志望職種+勤務地で検索し、件数を見る。ランキングより確実です

③ スカウト型に登録したら、その場で現職と関連会社をブロックする

②は3分で終わります。自分の条件で求人が10件も出ないサイトは、あなたにとっては良いサイトではありません。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、飲食・宿泊・レジャー領域のメディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた経験を持つ。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。現在は自分の会社を経営している。