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求人検索エンジンの使い方|第二新卒が転職サイトと使い分ける基準【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年9月5日 読了 約17分
求人検索エンジンの使い方|第二新卒が転職サイトと使い分ける基準【2026年版】

〜求人検索エンジンは「求人サイト」ではなく「求人の検索エンジン」です。この違いが使い方を決めます〜

転職活動で求人を探すとき、多くの人が混同していることがあります。

求人検索エンジンと、転職サイトの違いです。

Indeedなどのサービスは、見た目は転職サイトに似ています。しかし仕組みがまったく違います。

転職サイトは「掲載された求人」を並べているのに対し、求人検索エンジンは「ネット上の求人情報を集めて検索できるようにしたもの」です。Googleが世界中のページを検索できるようにしているのと同じ構造です。

この違いを理解すると、使い方が決まります。

1. 結論:使い分けは3点

求人検索エンジンの使いどころ

求人の「量」を把握する(自分の条件で何件あるかが分かる)

企業の採用ページに直接たどり着く(サイトに載っていない求人が拾える)

相場を確認する(年収・条件の水準)

①と③は、応募する前の情報収集として非常に有効です。

「探す」ではなく「調べる」ツールとして使うと、価値が最大になります。

2. 転職サイトとの違い

項目求人検索エンジン転職サイト
仕組みネット上の求人情報を収集して検索可能にする掲載契約された求人を並べる
求人の出所企業の採用ページ、転職サイト、ハローワークなど掲載企業のみ
求人数非常に多い中〜多
情報の統一性低い(出所によって記載がばらばら)高い(フォーマットが統一)
応募の流れ元のサイト・企業ページに飛ぶことが多いサイト内で完結
スカウト一部ありあり
重複表示同じ求人が複数出ることがある基本なし

「元のサイトに飛ぶ」ことが、最大の特徴です。だから、企業の採用ページに直接たどり着けます。

3. ①求人の量を把握する

これが最も有効な使い方です。

3-1. やり方

手順内容
1「職種名 + 未経験可 + 勤務地」で検索する
2件数を見る
3職種を変えて、もう一度検索する
4件数を比較する

3-2. 何が分かるか

自分が狙おうとしている職種に、求人があるかどうかが5分で分かります。

検索結果判断
数百件以上選択肢が広い。狙いやすい
数十件現実的な範囲
10件未満条件が狭すぎるか、その職種の枠が少ない
0件条件を見直す

「未経験可の事務職」と「未経験可の営業職」で検索して件数を比べると、競争環境の違いが一目で分かります。

職種を絞る段階で、必ずこれをやってください。職種の選び方は自分に合う仕事の探し方にまとめています。

4. ②企業の採用ページに直接たどり着く

転職サイトに掲載していない企業の求人が拾えます。

特に中小企業では、自社の採用ページにだけ求人を出しているケースがあります。掲載料をかけていないためです。

探し方効果
「職種名 + 地域名」で検索地元企業の直接募集が出てくる
気になる企業名 + 採用その企業の採用ページに直接行ける
「業界名 + 未経験」で検索業界内の企業を横断して見られる

企業の採用ページから直接応募すると、企業側の採用コストがかからないため、通りやすい場合があります。

5. ③相場を確認する

年収と条件の水準を知るのに使えます。

見る項目分かること
年収レンジの下限未経験・第二新卒の実際の水準
固定残業代の記載その職種の残業の実態
年間休日の記載業界の水準
求人の掲載期間常時出ている=決まりにくい

10件見れば、その職種の相場が分かります。これをやらずに応募すると、提示された条件が良いのか悪いのか判断できません。

年収の考え方は第二新卒の年収にまとめています。

6. 注意点

6-1. 情報が古いことがある

収集の仕組み上、すでに募集が終わっている求人が表示されることがあります。

応募する前に、元の求人ページで掲載日と募集状況を確認してください。

6-2. 同じ求人が複数出る

1つの求人が、複数の経路から収集されて重複表示されることがあります。

  • 企業の採用ページ経由
  • 転職サイト経由
  • 人材紹介会社経由

同じ企業の同じ職種に、別々の経路から応募しないよう注意してください。選考が無効になることがあります。

6-3. 記載の質にばらつきがある

転職サイトのようにフォーマットが統一されていないため、記載が不十分な求人があります。

年収、勤務時間、休日の記載がない求人は、応募前に必ず確認してください。

6-4. エージェント経由と重複しないよう管理する

エージェントから紹介された企業を、自分で直接応募しないでください。

応募先の管理表を作ってください。方法は転職エージェントは複数社使うべきかにまとめています。

7. 検索のコツ

コツ
職種名は複数の言い方で試す「営業事務」「アシスタント」「事務」
「未経験可」と「未経験歓迎」を両方試す表記が企業によって違う
勤務地を広めに設定する絞りすぎると件数が減る
企業名で直接検索する採用ページに直接行ける
新着順で見る出たばかりの求人は競争率が低い
キーワードで絞る「第二新卒」「20代活躍中」「研修あり」

職種名の言い換えは、意外と件数が変わります。「生産管理」と「製造管理」、「カスタマーサクセス」と「カスタマーサポート」など、企業によって呼び方が違います。

8. 3つの型の全体像

求人検索エンジンは、転職活動の道具の1つです。

役割
エージェント主戦力(紹介、日程調整、推薦、条件交渉)
スカウト型サイト待つツール。市場価値の把握
自己応募型サイトエージェントが扱わない求人
求人検索エンジン量の把握、相場の確認、企業の直接募集
ハローワーク地方・中小企業

求人検索エンジンだけで活動するのは非効率です。エージェントと併用してください。全体の使い分けは転職サイトの選び方にまとめています。

9. よくある質問

転職サイトと何が違いますか

仕組みが違います。転職サイトは掲載された求人を並べ、求人検索エンジンはネット上の求人情報を集めて検索可能にしています。後者は企業の採用ページにも直接たどり着けます。

求人数が多いほうがいいですか

量だけでは判断できません。ただし「自分の条件で何件あるか」を知るには最適です。職種を絞る段階で使ってください。

応募はどこからしますか

求人によって異なります。サイト内で完結する場合と、企業の採用ページに飛ぶ場合があります。飛んだ先で、掲載日と募集状況を確認してください。

同じ求人が何度も出てきます

複数の経路から収集されているためです。1つの企業に複数の経路から応募しないよう注意してください。

情報が古い求人があります

あります。応募前に、元の求人ページで募集状況を確認してください。

エージェントと併用できますか

できます。ただし応募先の重複に注意してください。エージェントから紹介された企業には、自分で応募しないでください。

相場を調べるにはどう使いますか

志望職種で検索し、上位10件の年収レンジの下限を見てください。第二新卒・未経験なら、下限が実際の提示額に近くなります。

スカウトは来ますか

サービスによってはあります。ただし専門のスカウト型サイトのほうが機能は充実しています。スカウト型転職サイトの使い方を参照してください。

10. まとめ

求人検索エンジンは、「探す」より「調べる」ツールとして使ってください。

今夜やる3つのこと

「志望職種 + 未経験可 + 勤務地」で検索し、件数を見る(5分で終わります)

職種を1つ変えて、もう一度検索して件数を比べる(競争環境の違いが分かります)

③ 上位10件の年収レンジの下限と、固定残業代の記載を確認する

②が最も価値があります。「事務職は狭くて、営業は広い」といった現実が、数字で分かります。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、飲食・宿泊・レジャー領域のメディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた経験を持つ。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。現在は自分の会社を経営している。