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スカウト型転職サイトの使い方|第二新卒が登録直後にやる3つの設定【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年9月5日 読了 約18分
スカウト型転職サイトの使い方|第二新卒が登録直後にやる3つの設定【2026年版】

〜登録した瞬間にやる設定が1つあります。忘れると、現職の人事にあなたの経歴が見えます〜

スカウト型の転職サイトには、他にない使い方があります。

登録して、放置していいということです。

自分から求人を探さなくても、企業やエージェントから声がかかる。在職中で時間が取れない第二新卒にとって、これは大きな利点です。

ただし、登録した瞬間にやらなければならない設定が1つあります。これを忘れると、現職の人事にあなたの経歴が表示されます。

この記事では、その設定を含めた使い方を整理します。

1. 結論:登録直後にやる3つの設定

登録したその場でやること

現職と、その関連会社をブロックする(最重要。後回しにすると必ず忘れます)

② 職務経歴を7割以上埋める(空欄だとスカウトは届きません)

③ 通知メールをフォルダ分けする(受信箱が埋まります)

①だけは、絶対に今日やってください。

①を忘れて現職に見つかるのが、在職中の転職活動で最も多い事故です。スカウト型は「企業が求職者を検索する」仕組みなので、あなたの経歴は企業側から見えています。

2. ①ブロック設定のやり方

サイトによって名称が違いますが、機能は共通しています。

サイトでの呼び方探す場所
「企業ブロック設定」設定・アカウント設定の中
「ブロック企業の登録」プロフィール編集の下部
「非公開設定」公開範囲の設定
「特定企業への非表示」プライバシー設定

ブロックすべき対象

  • 現在の勤務先
  • 親会社・子会社・グループ会社(見落としが多い)
  • 取引先で、社内に知り合いが多い会社
  • 過去に在籍した会社(気になる場合)

グループ会社の登録漏れが特に多いです。会社名で検索して、出てくるものを全部ブロックしてください。

2-1. それでも不安な場合

対策効果
氏名を非公開にする(多くのサイトで可能)特定されにくくなる
現職の社名を「◯◯業界の企業」と表記する特定されにくいが、スカウトの質も下がる
プロフィール写真を載せない特定を避けられる
公開範囲を「スカウトを送った企業のみ」にする最も安全だが、届く数は減る

氏名の非公開だけでも、かなりリスクは下がります。

3. ②スカウトが来る経歴の書き方

スカウト型は、登録情報の量でヒットの数が決まります。企業側はキーワードで検索しているためです。

埋めるべき項目なぜ必要か
職種名(正式名称で)検索の主キー。「営業」より「法人営業」
担当した業務内容ここのキーワードで検索される
使用ツール・システム名「Salesforce」「kintone」などで検索される
実績(数字つき)検索には効かないが、開いた後の判断材料になる
希望職種(複数選ぶ)未経験の職種も入れておく
希望勤務地絞りすぎると届かない
資格・語学検索条件に使われる

3-1. 未経験の職種を希望に入れる

ここが第二新卒の使いどころです。

現職の経験と関係なくても、希望職種に「営業企画」「事業企画」「カスタマーサクセス」などを入れておくと、未経験可の枠で採用したい企業からスカウトが届きます。

企業側は「未経験でもいいから20代を採りたい」と考えて検索していることがあります。希望を入れていないと、そこには引っかかりません。

3-2. 経歴が7割埋まっていないと届かない

多くのサイトには「プロフィール入力率」が表示されます。7割を下回ると、検索結果での表示順位が下がります。

完璧でなくて構いません。まず7割まで埋めてから、少しずつ足していってください。

4. スカウトの見分け方

届くスカウトには、はっきりした種類があります。

種類見分け方対応
企業からの個別スカウト経歴の具体的な部分に触れている返信する
企業からの一斉送信「あなたにぴったりの求人」など定型文興味があれば見る程度
エージェントからの個別連絡担当者名があり、経歴に触れている返信して面談してよい
エージェントの一斉送信「面談しませんか」だけ無視して構わない
プラチナ/特別スカウトサイトが「特別」と表示企業が費用をかけている。優先度は高い

判断基準は1つです。あなたの経歴の具体的な部分に触れているかどうか。触れていれば読んだ証拠、触れていなければ自動送信です。

4-1. 「面接確約」の扱い

「書類選考なしで面接に進めます」というスカウトがあります。

本当に書類選考が免除される場合が多いので、時間を大幅に節約できます。ただし、面接で落ちる可能性は通常通りあります。「確約」は面接の確約であって、内定の確約ではありません。

5. 返信すべきスカウトの基準

全部に返信する必要はありません。次の基準で選んでください。

返信する

① 経歴の具体的な部分に触れている

職種が希望と合っている(給与だけで判断しない)

③ 勤務地が現実的

④ 会社名で検索して、事業内容が把握できる

返信しなくてよい

① 完全な定型文

② 職種がまったく合っていない

会社名を検索しても実態が分からない

④ 「まずは話だけでも」しか書いていない

返信は簡潔で構いません。

「ご連絡いただきありがとうございます。◯◯と申します。現在在職中のため、お話を伺えるのは平日19時以降または土曜となりますが、可能でしょうか。ご検討のほどよろしくお願いいたします」

6. 落ちる使い方5つ

何が起きるか
ブロック忘れ型現職の人事に経歴が見える。最悪の事故
経歴スカスカ型入力率が低く、検索に引っかからない
全部返信型定型スカウトにも返信し、面談だらけになる
希望狭すぎ型職種も勤務地も絞りすぎて、何も届かない
放置しすぎ型返信が遅れて、募集が終わっている

返信は3営業日以内にしてください。スカウトは同時に複数人へ送られているため、遅れると枠が埋まります。

7. スカウト型の本当の使いどころ

転職するかどうかを迷っている段階でも、登録する価値があります。

理由は、自分の経歴に市場がどう反応するかが分かるからです。

届くスカウトの傾向分かること
同じ職種ばかり届くその職種での市場価値は安定している
別業界から届くその経験は他業界でも通用する
ほとんど届かない経歴の書き方に問題があるか、希望が狭すぎる
未経験可の職種から届く職種転換の可能性が実際にある

「自分の経験は他では通用しない」と思っている人ほど、登録してみる価値があります。実際にどこから声がかかるかは、思い込みより正確な情報です。

転職するかどうかの判断そのものは、退職を悩む期間を最短化する3つの判断軸にまとめています。

8. エージェント型との違い

項目スカウト型エージェント型
動き方待つ担当者が動く
時間の負担少ない面談が必要
求人の質玉石混交担当者が絞ってくる
日程調整自分でやる代行してもらえる
条件交渉自分でやる代行してもらえる
現職バレのリスク設定次第であり得るほぼない

在職中なら、両方を併用するのが最も効率的です。エージェントを主戦力にして日程調整を任せ、スカウト型は登録して放置しておく。使い分けは転職サイトの選び方にまとめています。

9. よくある質問

現職にバレませんか

ブロック設定をすればバレません。登録直後に、現職と関連会社をブロックしてください。不安なら氏名も非公開にできます。

スカウトが全然来ません

経歴の入力率が7割を下回っている可能性が高いです。職種名を正式名称で書く、使用ツール名を入れる、希望職種を複数選ぶ、の3点で改善します。

定型のスカウトばかり届きます

それが通常です。個別スカウトの比率は高くありません。あなたの経歴の具体的な部分に触れているものだけを見てください。

全部返信すべきですか

不要です。職種が合っていて、経歴に触れているものだけ返信してください。返信しないことで不利になることはありません。

「面接確約」は本当ですか

書類選考が免除されるのは本当です。ただし面接で落ちる可能性は通常通りあります。時間の節約になる、と考えてください。

登録は無料ですか

無料です。採用が決まったときに企業側が費用を払う仕組みなので、求職者の負担はありません。

転職する気がなくても登録していいですか

いいです。むしろ、自分の市場価値を知る手段として有効です。転職しない判断をする材料にもなります。

複数のスカウトサイトに登録すべきですか

1〜2で十分です。スカウト型は待つツールなので、数を増やしても手間が増えるだけです。エージェントとの併用のほうが効果があります。

10. まとめ

スカウト型は、登録直後の設定だけが本番です。

今日やる3つのこと

登録したその場で、現職と関連会社をブロックする(グループ会社の漏れに注意)

職務経歴の入力率を確認し、7割まで埋める。職種は正式名称で、使ったツール名も入れる

③ 希望職種に、未経験の職種も1〜2つ入れる

②は10分で終わります。入力率が低いままだと、そもそも検索に引っかかりません。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、飲食・宿泊・レジャー領域のメディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた経験を持つ。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。現在は自分の会社を経営している。