応募書類の送付メールと添え状|第二新卒がそのまま使える全文テンプレート【2026年版】
〜書類の中身より先に、メールが読まれます。テンプレートを置いておきます〜
応募書類が完成した。あとは送るだけ——のはずが、ここで手が止まります。
「メールに何を書けばいいのか」
書類の書き方は調べれば出てきますが、送るときのメールについては情報が少ないのが実情です。
そして、ここは見られています。採用担当が最初に目にするのは、職務経歴書ではなくメールの本文だからです。
この記事では、そのまま使える文面を置いておきます。
1. 結論:押さえるのは3つ
応募メールで押さえる3点
① 件名で、誰が何の応募かが分かる
② 本文は短く(10行程度。長文は読まれない)
③ ファイル名に氏名を入れる
③を忘れる人が非常に多く、そして最も実害があります。
採用担当は、1日に何十件も受け取ります。管理しやすい形で送ることが、それ自体の配慮になります。
2. 応募メールの全文テンプレート
件名:【応募】営業職/◯◯ ◯◯(氏名)
株式会社◯◯◯◯
採用ご担当者様
はじめまして。◯◯ ◯◯と申します。
貴社の求人を◯◯(媒体名)にて拝見し、
営業職に応募いたしたく、ご連絡差し上げました。
現在は◯◯業界にて法人営業を担当しております。
前職で培った提案の経験を、貴社の◯◯の領域で
活かしたいと考えております。
履歴書と職務経歴書を添付いたしましたので、
ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。
ご多用のところ恐れ入りますが、
ご検討いただけますと幸いです。
──────────────────
◯◯ ◯◯(おなまえ)
電話:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.com
──────────────────
これで十分です。志望動機を長々と書く必要はありません。それは職務経歴書に書いてあります。
2-1. 件名の書き方
| 件名 | 評価 |
|---|---|
| 「【応募】営業職/山田太郎」 | ◎ 用件と氏名が一目で分かる |
| 「応募の件」 | △ 誰からか分からない |
| 「はじめまして」 | × 用件が分からない |
| 件名なし | × 迷惑メールに分類されることも |
職種名と氏名を必ず入れてください。複数職種を募集している企業では、これがないと仕分けできません。
2-2. 本文の長さ
10行程度が適切です。
長い自己PRを書いても、読まれません。メールは「書類を送りました」という連絡であって、アピールの場ではありません。
3. ファイルの送り方
| 項目 | ルール |
|---|---|
| 形式 | PDF(Wordのまま送らない) |
| ファイル名 | 「履歴書_山田太郎_20260905.pdf」 |
| ファイル数 | 履歴書と職務経歴書を別ファイル、または結合 |
| サイズ | 合計3MB以内が目安 |
| パスワード | 指定がなければ不要 |
| 送信前 | 自分宛に送って、開いて確認する |
3-1. なぜPDFなのか
- レイアウトが崩れない(Wordはバージョンで崩れる)
- 編集される心配がない
- スマートフォンでも開ける
Wordのまま送ると、相手の環境でレイアウトが崩れる可能性があります。
3-2. ファイル名の重要性
「履歴書.pdf」のまま送るのが、最も多いミスです。
採用担当は、何十件もの「履歴書.pdf」を受け取ります。ダウンロードした時点で、どれが誰のものか分からなくなります。
氏名を入れるだけで、管理しやすい応募者になります。
4. 添え状(送付状)の全文テンプレート
郵送する場合は、添え状を1枚つけてください。
令和◯年◯月◯日
株式会社◯◯◯◯
人事部 採用ご担当者様
〒000-0000
東京都◯◯区◯◯1-2-3
◯◯ ◯◯
TEL:090-XXXX-XXXX
Mail:xxxx@xxxx.com
応募書類の送付について
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、貴社の営業職の求人を拝見し、
応募させていただきたく、書類をお送りいたします。
現在は◯◯業界にて法人営業を担当しており、
前職で培った提案の経験を活かしたいと考えております。
ご多用のところ恐縮ですが、ご検討のうえ
面接の機会をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
1. 履歴書 1通
2. 職務経歴書 1通
以上
A4で1枚に収めてください。これも長く書く必要はありません。
5. 郵送する場合の手順
| 項目 | どうするか |
|---|---|
| 封筒 | 白の角形2号(A4が折らずに入る) |
| 宛名 | 部署名+「御中」、または担当者名+「様」 |
| 表面の左下 | 赤字で「応募書類在中」 |
| 裏面 | 左下に自分の住所と氏名 |
| 中身の順番 | 添え状 → 履歴書 → 職務経歴書 |
| クリアファイル | 入れる(折れ・汚れ防止) |
| 切手 | 郵便局の窓口で出す(料金不足を防ぐ) |
順番を間違えないでください。添え状が一番上です。
6. Web応募フォームの場合
企業の応募フォームから送る場合も、押さえる点は同じです。
| 項目 | どうするか |
|---|---|
| 志望動機欄 | 指定文字数の8〜9割を埋める |
| 自己PR欄 | 同上 |
| ファイル添付 | PDF、氏名入りのファイル名 |
| 自由記入欄 | 空欄にしない |
| 送信前 | 誤字を確認(送信後は修正できない) |
Web応募は送信後の修正ができません。送信ボタンを押す前に、必ず全項目を読み返してください。
7. 落ちる送り方5つ
| 型 | 具体例 | なぜダメか |
|---|---|---|
| ファイル名放置型 | 「履歴書.pdf」で送る | 管理できない。最も多いミス |
| 件名不備型 | 「応募の件」 | 誰から何の応募か分からない |
| Word送付型 | .docxのまま送る | レイアウトが崩れる可能性 |
| 長文型 | メール本文に志望動機を長々と書く | 読まれない |
| 社名誤字型 | 応募先の社名を間違える | 致命的 |
社名の誤字は、他が完璧でも取り返せません。企業のホームページからコピーして貼り付けてください。
8. 送った後
| やること | いつ |
|---|---|
| 送信済みの記録を残す | 送信直後 |
| 応募先の管理表に記入 | 同上 |
| 返信を待つ | 1週間 |
| 1週間経ったら問い合わせる | — |
| 2週間動きがなければ次に進む | — |
複数社に応募する場合は、必ず管理表を作ってください。どこにいつ応募したかが分からなくなります。管理方法は転職エージェントは複数社使うべきかにもまとめています。
選考期間の目安は応募から内定までの日数を参照してください。
9. よくある質問
メールの本文は長く書くべきですか
10行程度で十分です。メールは連絡であって、アピールの場ではありません。志望動機は職務経歴書に書いてあります。
添え状は必要ですか
郵送の場合は必要です。メール送付の場合は、本文が添え状の役割を果たすので不要です。
ファイルはPDFにすべきですか
PDFにしてください。Wordのままだと、相手の環境でレイアウトが崩れる可能性があります。
パスワードをかけるべきですか
指定がなければ不要です。かけると、相手が開く手間が増えます。指定がある場合のみ従ってください。
履歴書と職務経歴書は1つにまとめますか
どちらでも構いません。別々でも、結合したPDFでも問題ありません。ファイル名に氏名を入れることのほうが重要です。
何時に送るのがいいですか
営業時間内(9〜18時)が無難です。ただし深夜に送っても、それだけで落ちることはありません。
返信が来ません
1週間待って、それから問い合わせてください。文面は応募から内定までの日数にまとめています。
誤字に気づいたらどうすればいいですか
軽微なものは、そのままで構いません。社名や職種名の間違いなど、重大なものだけ、お詫びとともに正しい書類を再送してください。
10. まとめ
応募メールは、短く、分かりやすく、管理しやすい形で送ってください。
送る前にやる3つのこと
① ファイル名に氏名を入れる(「履歴書_山田太郎_20260905.pdf」)
② 応募先の社名を、企業のホームページからコピーして貼り付ける(前株・後株・旧字体の間違いを防ぐ)
③ 自分宛に送って、開いて確認する
②は1分で終わります。社名の誤字だけは、他が完璧でも取り返せません。
この先、読むべき記事
- 転職の履歴書の書き方|第二新卒が落とす7項目と新卒用との違い(履歴書の作り方)
- 第二新卒の職務経歴書テンプレ|書類通過率を上げる10の改善ポイント(職務経歴書の作り方)
- 職務経歴書のフォーマット|第二新卒が選ぶべき型と使い分け(型の選び方)
- 応募から内定までの日数|第二新卒の選考スケジュールの実際(送った後の流れ)
この記事を書いた人
木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。
23歳で上場企業子会社に新卒入社し、飲食・宿泊・レジャー領域のメディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた経験を持つ。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。現在は自分の会社を経営している。