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職務経歴書のレイアウト|第二新卒が読まれる書類にする整え方【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年9月6日 読了 約17分
職務経歴書のレイアウト|第二新卒が読まれる書類にする整え方【2026年版】

〜中身が良くても、読みにくいと最後まで読まれません〜

「1枚に詰め込んだのに、通らない」

職務経歴書は、内容だけで決まりません。読む側は、1件あたり数分で判断していることが多くあります。

その数分で目に入るのは、まず全体の見た目です。詰まっていると、読む前に負担を感じさせます。

この記事では、読まれる形に整える方法を整理します。

1. 結論:整えるのは3つ

レイアウトで整える3点

余白を削らない

見出しで区切る

1行を長くしすぎない

①が最も効きます。

余白を削って詰め込むより、2枚に分けたほうが読まれます。

2. フォントと文字サイズ

読みやすさの基本です。

項目目安
書体一般的な明朝体かゴシック体
本文の大きさ10.5ポイント前後
見出し本文より1〜2ポイント大きく
強調太字。多用しない
黒のみ。色は使わない

2つめを9ポイント以下にしないでください。

印刷したときに読みにくくなります。

書体を混ぜない

1つの書類で複数の書体を使うと、まとまりがなくなります。

本文と見出しで変えるのは構いませんが、2種類までにしてください。

強調の使い方

太字は、本当に見てほしい箇所だけに使います。

多用すると、どこが重要か分からなくなります。

1ページに3〜5箇所が目安です。

読む側の見方を知る

数分で判断されることを前提に作ります。

読む順番見ているところ
① 全体を眺める詰まっていないか、枚数
② 職務要約何ができる人か
③ 会社名と期間経歴の流れ
④ 業務内容応募先との重なり
⑤ 数字実績の規模

①で負担を感じさせると、②以降が読まれません。

内容を良くする前に、まず全体の見た目を整えるほうが、結果につながります。

3. 余白と行間

最も差が出る部分です。

項目目安
上下の余白20mm前後
左右の余白20〜25mm
行間文字の高さの1.2〜1.5倍
段落の間1行分空ける
項目の間1〜2行分空ける

3つめを詰めすぎると、文字の塊に見えます。

余白を削らない

1枚に収めたいという理由で余白を削ると、逆効果になります。

読む側の負担が増え、最後まで読まれません。

内容を削るか、2枚にするかを選んでください。

白い部分が必要

書類全体で、3割程度は文字のない部分があるのが目安です。

詰まっていると、それだけで読む気が下がります。

4. 見出しの立て方

区切りがあると、探しやすくなります。

見出し内容
職務要約冒頭。3〜5行
職務経歴会社ごと、期間ごと
活かせる経験・知識応募先に合わせて
資格・スキル一覧で
自己PR最後に

この順番が一般的です。

見出しの見せ方

  • 下線を引く
  • 背景を薄い色にする(印刷を考えて薄く)
  • 前後に1行空ける

3つめだけでも十分に区切りになります。

装飾を増やすより、余白で分けるほうが読みやすくなります。

会社ごとの見出し

会社名、在籍期間、事業内容、従業員数を1行にまとめます。

「株式会社◯◯(2023年4月〜2025年8月/広告代理店/従業員150名)」

5. 表の使い方

情報を整理できます。

使いどころ内容
職務経歴の概要期間、部署、業務内容
実績の一覧数字を並べる
スキルの一覧使えるものと水準
資格名称と取得年月

本文をすべて表にしないでください。

表が続くと、かえって読みにくくなります。

表の作り方

  • 列は3〜4つまで
  • 罫線は細く
  • 見出しの行を分ける

2つめが太いと、圧迫感が出ます。

箇条書きとの使い分け

  • 項目が並列で、比較する → 表
  • 順番に読ませたい → 箇条書き

迷ったら箇条書きにしてください。

数字を目立たせる

読む側が探しているのは、具体的な数字です。

  • 行の先頭に置く
  • 単位を揃える
  • 桁を揃えて並べる

3つめは、複数の実績を並べるときに効きます。

数字が縦に揃っていると、規模の比較がひと目でできます。

6. 改ページの位置

分かれ方で、読みやすさが変わります。

避けること理由
見出しだけが前のページに残る続きが分かりにくい
表が途中で切れる対応が読めなくなる
1行だけ次のページに残る見た目が悪い
会社の途中で切れる経歴が追いにくい

4つめは、特に避けてください。

会社ごとにページを分けるか、収まる位置で調整してください。

確認の方法

作成したソフトの表示と、印刷やPDFでの見え方が違うことがあります。

PDFに変換して、実際の改ページを確認してください。

使うソフトによる違い

同じ内容でも、作る道具で見え方が変わります。

道具特徴
文書作成ソフトレイアウトを細かく調整できる
表計算ソフト表は作りやすいが、余白の調整が難しい
求人サイトの様式レイアウトは固定。文章で差をつける
手書き職務経歴書では一般的ではない

2つめで作る人が多いものの、行間の調整には向きません。

表が中心の構成なら表計算ソフト、文章が中心なら文書作成ソフトを選んでください。

7. 印刷したときの確認

画面では気づかないことがあります。

確認すること内容
文字の大きさ読みにくくないか
余白詰まって見えないか
罫線濃すぎないか
背景の色印刷すると濃く出ることがある
全体の印象3秒見て、負担を感じないか

5つめが最も重要です。

自分で見て「読みたくない」と感じたら、読む側も同じです。

1枚だけ印刷してみる

データで提出する場合も、一度は印刷してください。

企業側が印刷して読むことも多くあります。

画面用に作った濃い背景色は、印刷すると読みにくくなります。

8. 提出前の見直し

最後にまとめて確認します。

確認する箇所見るところ
全体3割程度、文字のない部分があるか
書体混ざっていないか
太字多すぎないか
改ページ途中で切れていないか
枚数2枚に収まっているか
ファイルPDFで、崩れていないか

5つめは、第二新卒であれば2枚が目安です。

経験が少ない段階で3枚以上になると、内容が薄まります。

誰かに見てもらう

自分では気づかない部分があります。

3秒見てもらって、「読みやすいか」だけ聞いてください。

内容の評価ではなく、見た目の印象だけを聞くのが目的です。

9. よくある質問

1枚に収めるべきですか

無理に収める必要はありません。第二新卒であれば2枚が目安です。余白を削って1枚に詰め込むと、読む側の負担が増えて最後まで読まれません。内容を削るか、2枚にするかを選んでください。

文字の大きさは、どのくらいですか

本文は10.5ポイント前後が目安です。9ポイント以下にすると、印刷したときに読みにくくなります。見出しは本文より1〜2ポイント大きくすると、区切りがはっきりします。書体は、一般的な明朝体かゴシック体で構いません。

余白はどのくらい取りますか

上下は20mm前後、左右は20〜25mmが目安です。書類全体で3割程度は文字のない部分があるのが理想です。詰まっていると、それだけで読む気が下がります。余白は削るところではありません。

太字はどのくらい使っていいですか

1ページに3〜5箇所が目安です。多用すると、どこが重要か分からなくなります。本当に見てほしい箇所だけに使ってください。色は使わず、黒のみにしてください。

表は使ったほうがいいですか

情報が並列で比較しやすいものには向いています。ただし、本文をすべて表にすると、かえって読みにくくなります。順番に読ませたい部分は箇条書きにしてください。迷ったら箇条書きのほうが安全です。

改ページで気をつけることは

会社の途中でページが切れないようにしてください。経歴が追いにくくなります。また、見出しだけが前のページに残る、表が途中で切れる、1行だけ次のページに残るといった形も避けてください。PDFに変換して、実際の改ページを確認してください。

データで提出するのに、印刷が必要ですか

一度は印刷して確認してください。企業側が印刷して読むことも多くあります。画面用に作った濃い背景色は、印刷すると読みにくくなります。文字の大きさや余白も、紙で見ると印象が変わります。

見た目を誰かに見てもらうべきですか

見てもらうと効果があります。ただし、内容の評価ではなく「3秒見て、読みやすいか」だけを聞いてください。自分では気づかない詰まりや、書体の混在が見つかります。読みやすさは、最初の印象で決まります。

10. まとめ:余白を削らず、見出しで区切る

今週やる3つのこと

いまの職務経歴書を印刷して、3秒見た印象を確かめる

余白と行間を、目安の値に直す

太字の箇所を数え、1ページ5箇所以内にする

職務経歴書は、内容だけでは通りません。

読む側は数分で判断しており、その最初に目に入るのが全体の見た目です。余白と見出しで、読まれる形に整えてください。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。