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エージェントの登録を止める・消す|第二新卒が転職後にやる手続きの手順【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年9月6日 読了 約14分
エージェントの登録を止める・消す|第二新卒が転職後にやる手続きの手順【2026年版】

転職先が決まった後、こういう状態になる人が多い。

「4社に登録したままで、まだ求人の連絡が来る」

そして、放置します。

放置しても大きな問題は起きませんが、連絡が来続けること、そして預けた個人情報が残り続けることの2点は残ります。

職務経歴書、現年収、家族構成、転職の理由。これらを4社に預けたままになっています。

手続き自体は、1社あたり5分で終わります。メール1通で完結する会社がほとんどです。

そして、選択肢は2つあります。

「休止」して登録を残すか、「退会」して情報を消すか。この2つは意味が違い、後で再登録するときの手間も変わります。

この記事では、休止と退会の違い、そのまま使える連絡文面、個人情報の扱い、再登録の可否を整理します。

1. 結論:やることは3つ

1. 休止か退会かを決める。数年内にまた使う可能性があるなら休止です。

2. 選考中の案件がないかを確認する。あれば先に辞退の連絡をします。

3. 1社ずつメールを送る。1通5分で終わります。

2番目を飛ばさないでください。

選考が進んでいる企業がある状態で退会すると、企業側に連絡が届かないまま宙に浮きます。

先に辞退を伝えてから、登録の手続きに進んでください。

手順内容
1選考中の案件を確認、辞退の連絡
2休止か退会かを決める
3担当者にメールで連絡
4会員サイトで設定を変更(ある場合)

2. 休止と退会の違い

項目休止退会
登録情報残る削除される
求人の連絡止まる止まる
再開の手間連絡1本登録し直し
職務経歴書残る消える
担当者同じ人が続く場合が多いつかない

使い分けの基準は単純です。

状況おすすめ
数年内にまた転職する可能性がある休止
当面は転職を考えていない休止でも退会でも可
情報を残したくない退会
対応に不満があった退会

多くの場合、休止で十分です。

登録し直す手間が省けるうえ、担当者が同じであれば経歴の説明を一からやり直す必要がありません。

ただし、預けた情報を残したくないと感じるなら、退会を選んで構いません。これは応募者の判断です。

「情報を消したい」場合

退会の連絡と併せて、削除の依頼を明記してください。

単に「退会します」と伝えるだけでは、情報がどう扱われるかが明確になりません。

「登録情報の削除をお願いします」と書き添えることで、依頼として明確になります。

3. そのまま使える連絡文面

パターン1:休止(転職先が決まった場合)

○○株式会社 ○○様

お世話になっております。○○です。

このたび、他社にて内定をいただき、○月○日より入社することとなりました。つきましては、転職活動を終了いたしますので、登録を一旦休止とさせていただきたく存じます。

在職中は求人のご紹介やご相談に丁寧に対応いただき、ありがとうございました。

今後また転職を検討する際には、改めてご相談させていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

パターン2:退会(情報の削除を依頼する)

○○株式会社 ○○様

お世話になっております。○○です。

このたび転職活動を終了いたしましたので、退会の手続きをお願いいたします。あわせて、登録している個人情報および提出済みの職務経歴書等の削除をお願いできますでしょうか。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

パターン3:選考中の案件がある場合(先に送る)

お世話になっております。○○です。

現在ご紹介いただいている○○株式会社について、他社にて内定をいただいたため、選考を辞退させていただきたく存じます。

企業様へのご連絡をお願いできますでしょうか。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。

あわせて、転職活動を終了いたしますので、登録の休止についても後ほどご相談させてください。

パターン4:転職しないことにした場合

お世話になっております。○○です。

検討の結果、現職に留まることといたしました。つきましては、転職活動を一旦終了いたしますので、登録を休止とさせていただけますでしょうか。

ご紹介いただいた求人については、いずれも辞退とさせてください。ご対応いただきありがとうございました。

パターン5:連絡が多く、止めたいだけの場合

お世話になっております。○○です。

現在、現職の業務が繁忙のため、当面は転職活動を進めることが難しい状況です。つきましては、求人のご紹介を一旦停止していただけますでしょうか。

再開の際は、こちらから改めてご連絡いたします。よろしくお願いいたします。

パターン5は、完全に止めるのではなく連絡だけを止めたい場合に使えます。

4. 個人情報の扱い

エージェントに預けている情報を整理しておきます。

情報何に使われたか
履歴書・職務経歴書企業への推薦
現年収求人の絞り込み、条件の調整
面談での発言担当者のメモ
応募先と選考の記録重複応募の防止

これらは、退会するまで各社に残ります。

そして、既に企業に提出された書類は、エージェントを退会しても企業側から自動的には消えません。

企業側の保管については、その企業の方針によります。気になる場合は、応募先の企業に直接確認する必要があります。

削除の依頼はできる

個人情報の削除を依頼すること自体は、正当な要求です。

ただし、法令や社内規程により、一定期間保管が必要な情報がある場合があります。

その場合、「削除できない情報がある」と説明されることがあります。これは各社の運用によります。

疑問がある場合は、各社のプライバシーポリシーを確認するか、問い合わせ窓口に確認してください。

5. 会員サイトでの手続き

メール以外に、会員サイトから手続きできる場合があります。

設定場所の目安
求人メールの停止通知設定、メール配信設定
スカウトの停止公開設定、レジュメの公開範囲
退会各種設定、または問い合わせ窓口

退会の導線が分かりにくい会社があります。

見つからない場合は、担当者にメールで依頼すれば対応してもらえます。探し続ける必要はありません。

また、メール配信だけを止めれば十分な場合もあります。

「登録は残したいが、メールは止めたい」という場合は、通知設定の変更だけで解決します。

6. 複数社をまとめて整理する

3〜4社に登録している場合、まとめて処理してください。

手順は次の通りです。

順番やること
1登録している会社を全部書き出す
2各社で選考中の案件があるか確認
3辞退の連絡をまとめて送る
4休止・退会の連絡をまとめて送る

1番目を飛ばすと、忘れている登録が残ります。

登録した会社が思い出せない場合は、メールの受信箱を「求人」「ご紹介」などで検索してください。登録時の確認メールが残っています。

転職が決まったことは伝えていい

「他社で決まった」と伝えることに、遠慮は不要です。

エージェントの担当者にとって、決まったかどうかが分からないまま連絡を続けるほうが負担です。

そして、決まった旨を伝えると、多くの担当者は素直に祝ってくれます。この業界では日常的なことです。

7. 再登録できるか

できます。

状況再登録
休止していた連絡1本で再開
退会していた登録し直し
同じ担当者を希望依頼すれば可能な場合が多い

2行目の場合、職務経歴書を作り直す必要があります。

だから、数年内にまた転職する可能性があるなら、休止のほうが手間が少ない。

ただし、休止のまま数年経つと、担当者が変わっている場合があります。その場合は、新しい担当者に経歴を説明し直すことになります。

再開するときの連絡文面

お世話になっております。○年○月に登録し、その後休止としておりました○○です。

このたび改めて転職を検討しておりますので、ご相談させていただけますでしょうか。前回の登録から状況が変わっておりますので、現在の職務経歴を改めてお送りいたします。

前回の登録時期を書いておくと、担当者が記録を探しやすくなります。

8. 進め方と時間配分

場面やること
内定承諾の直後選考中の案件を辞退
入社日が決まったら各社に休止・退会の連絡
入社後1ヶ月以内会員サイトの通知設定を確認

1行目を最優先にしてください。

選考中の企業に辞退が伝わっていないと、企業側が待ち続けることになります。

承諾した時点で、他社の選考は全部辞退の連絡を入れてください。

入社後もフォローがある場合

エージェントによっては、入社後のフォローがあります。

この場合、すぐに退会せず、フォローが終わるまで登録を残すほうが得です。

入社後に条件が違った、聞いていた業務と違う。こうした場合、紹介元のエージェントが企業に確認してくれる場合があります。

入社から3ヶ月程度は、登録を残しておくことを検討してください。

9. よくある質問

Q. 放置してもいいですか

大きな問題は起きませんが、連絡が来続けます。

そして、預けた個人情報が残ったままになります。手続きは5分で終わるので、済ませておくほうが気持ちが整理されます。

Q. 休止と退会、どちらがいいですか

数年内にまた転職する可能性があるなら休止です。

登録し直す手間が省けます。情報を残したくないと感じるなら、退会を選んで構いません。

Q. 転職が決まったことを伝えるのは気まずいです

気まずく感じる必要はありません。

担当者にとっては日常的なことです。むしろ、連絡がないまま音信不通になるほうが困ります。

Q. 個人情報は完全に削除されますか

各社の方針と、法令や社内規程によります。

一定期間の保管が必要な情報がある場合、その旨を説明されることがあります。詳細は各社のプライバシーポリシーを確認してください。

Q. 企業に提出した書類はどうなりますか

エージェントを退会しても、企業側から自動的には消えません。

企業側の保管については、その企業の方針によります。気になる場合は、企業に直接確認する必要があります。

Q. 退会の導線が見つかりません

担当者にメールで依頼してください。

会員サイトに退会の導線がない会社もあります。メールでの依頼で対応してもらえます。

Q. 一度退会したら再登録できませんか

できます。ただし、職務経歴書などを作り直す必要があります。

再登録に制限を設けている会社は、一般的ではありません。

Q. 転職しないことにした場合も連絡すべきですか

連絡してください。

「現職に留まることにしました」の一言で十分です。紹介中の求人がある場合は、辞退の連絡もあわせて行ってください。

10. まとめ:今週やる3つのこと

1. 登録している会社を全部書き出す。メールの受信箱を検索すれば見つかります。

2. 選考中の案件があれば、先に辞退の連絡を送る。これが最優先です。

3. 休止か退会かを決めて、1社ずつメールを送る。1通5分で終わります。

入社後のフォローがあるエージェントは、3ヶ月程度は登録を残すほうが得です。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。1996年生まれ、神戸市出身。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、メディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。その後スタートアップに3人目の社員として参画し、現在は自分の会社を経営している。