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Web面接|第二新卒が落ちる原因と前日までに整える環境チェックリスト【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年9月5日 読了 約18分
Web面接|第二新卒が落ちる原因と前日までに整える環境チェックリスト【2026年版】

〜Web面接で落ちる原因のほとんどは、話の中身ではありません。前日までに潰せるものばかりです〜

Web面接には、対面にはない落ち方があります。

中身は同じなのに、伝わり方だけが劣化するという落ち方です。

音が聞き取りにくい、顔が暗い、目線が合わない、話が被る。どれも実力とは何の関係もありません。それでも、面接官の手元に残る印象は確実に下がります。

しかも厄介なのは、本人にはそれが分からないことです。自分の画面には自分の顔がきれいに見えているので、問題に気づけません。

この記事では、前日までに潰しておくべき点を、チェックリストの形で整理します。

1. 結論:Web面接で見られている3つ

Web面接で対面と違う3つ

:聞き取りにくさは、そのまま評価を下げる。最優先で潰す

顔の明るさと目線:暗い・目が合わないは、印象を大きく損なう

間の取り方:遅延があるため、対面と同じテンポで話すと必ず被る

最も多い失点が①です。中身より先に、ここを潰してください。

①〜③はすべて、面接の前日までに解決できます。逆に言えば、当日に気づいても手遅れです。

2. 音:最優先で潰す

2-1. イヤホンマイクを必ず使う

パソコン内蔵のマイクは、部屋の反響を拾い、声がこもります。本人には分かりませんが、相手にはかなり聞き取りづらく届いています。

使うもの評価
有線のイヤホンマイク◎ 最も安定。接続トラブルもない
Bluetoothイヤホン○ ただし電池切れと接続不良のリスク
ヘッドセット◎ 音は最良。見た目は好みが分かれる
PC内蔵マイク△ 反響を拾う。静かな個室なら可
スマホのスピーカーホン× 論外

迷ったら有線のイヤホンマイクです。数百円のもので構いません。

2-2. 前日にテスト通話をする

自分の声がどう聞こえているかは、自分では分かりません。必ず誰かと繋いで確認してください。相手がいない場合は、Zoomのテストミーティングやスマホの録画機能で自分の声を録って聞いてください。

確認すること:

  • 声がこもっていないか
  • 部屋の反響(エコー)がないか
  • 生活音(冷蔵庫、エアコン、外の車)が入っていないか
  • キーボードを打つ音が入らないか

2-3. 通信が不安定になる原因

原因対処
Wi-Fiが弱いルーターの近くに移動する。可能なら有線LAN
家族が同時に動画を見ている面接の時間を事前に伝えておく
PCが重い面接前に他のアプリを全部閉じる
自動更新が走る前日に更新を済ませておく

スマホのテザリングを予備として用意しておくと安心です。

3. 見え方:顔の明るさと目線

3-1. 光は「正面から」当てる

最も多い失敗が、窓を背にすることです。逆光になり、顔が真っ黒に映ります。

配置結果
窓・照明が正面(顔に光が当たる)◎ 顔が明るく映る
光が横から○ 片側に影が出るが許容範囲
窓を背にする(逆光)× 顔が真っ黒。最悪
天井の照明だけ△ 目の下に影が出る

デスクライトを顔に向けるだけで、印象が大きく変わります。PCの後ろに置いて、顔に当ててください。

3-2. カメラの高さは目線の高さに

ノートPCをそのまま机に置くと、カメラが下から顔を撮ることになります。見下ろす角度になり、印象が良くありません。

本や箱でPCを持ち上げて、カメラが目の高さか、やや上に来るようにしてください。

3-3. 目線はカメラを見る

画面に映る相手の顔を見ると、相手からは「目線が下を向いている」ように見えます。

完全にカメラだけを見続けるのは不自然なので、話すときはカメラ、聞くときは画面と使い分けるのが現実的です。

3-4. 背景

背景評価
無地の壁◎ 最も無難
本棚(整っている)○ 問題なし
バーチャル背景△ 輪郭が乱れる。指定がなければ避ける
生活感のある部屋× 片付けるか、壁の前に移動する

バーチャル背景は、動くと輪郭がちらつきます。指定されていなければ使わないほうが無難です。

4. 話し方:対面との3つの違い

4-1. 話し始める前に、一拍置く

わずかな遅延があるため、相手の言葉が終わった瞬間に話し始めると被ります。被ると、どちらの声も相手に届きません。

相手が話し終わって、0.5秒待ってから話し始めてください。対面では不自然に感じる間ですが、オンラインではちょうどよくなります。

4-2. 少しゆっくり、少し大きく

音声が圧縮されるため、対面と同じ話し方だと聞き取りにくくなります。対面の0.9倍くらいの速さを意識してください。

4-3. うなずきを大きめに

画面越しでは反応が伝わりにくいため、うなずきは対面より少し大きめにしてください。無反応に見えると、聞いていない印象になります。

ただし身振り手振りは逆に控えめに。画面の中では動きが大きく見えます。

5. 前日チェックリスト

項目確認
使用ツール(Zoom/Teams/Meet)をインストール済み
テスト通話で自分の声を確認した
イヤホンマイクを用意した
光が顔の正面から当たる位置に座った
カメラが目の高さに来るようPCを持ち上げた
背景を確認した(無地の壁が理想)
通知(メール・チャット・スマホ)をオフにした
PCの自動更新を済ませた
面接官の連絡先(電話番号)を控えた
職務経歴書を印刷またはPDFで開ける状態にした
家族に面接の時間を伝えた
スマホのテザリングを予備に用意した

太字の項目が最重要です。ここだけでもやってください。

6. 当日のトラブル対応

トラブル対処
音が聞こえないチャットで「音声が聞こえていません」と送る。慌てない
相手の声が途切れる「一度、接続し直してもよろしいでしょうか」と提案する
完全に落ちた控えておいた電話番号にすぐ連絡する
途中で家族が入ってきた一言お詫びして続ける。過剰に謝らない
外の音が急に大きくなった「失礼しました、外の音が入っております」と伝える

トラブルそのものは減点になりません。減点されるのは、慌てて何も言えなくなる場合です。「一度確認させてください」と落ち着いて言えれば、むしろ対応力として評価されます。

連絡先を控えておくことが、最大の保険です。接続が完全に切れたとき、電話できるかどうかで結果が変わります。

7. カンペは使っていいのか

使って構いません。ただし、使い方があります。

使い方評価
キーワードだけを画面の横に貼る◎ 目線がほぼ動かない
画面に別ウィンドウで開く○ ただし目線が動く
手元の紙を見る△ 下を向くのが分かる
全文を書いて読み上げる× 明らかに読んでいると分かる

付箋にキーワードだけ書いて、カメラの周りに貼るのが最も自然です。数字や社名など、間違えたくないものだけにしてください。

8. 服装は対面と同じでいいのか

同じです。「Web面接だから上だけ」は避けてください。立ち上がる場面が発生する可能性がありますし、姿勢にも影響します。

画面越しでは色が沈むため、白いシャツは対面以上に効きます。細かい柄は画面上でちらつくので避けてください。詳しくは面接の服装にまとめています。

9. よくある質問

Web面接は対面より不利ですか

不利ではありません。準備で潰せる部分が多いため、むしろ差をつけやすいとも言えます。環境を整えていない応募者が多いので、整えるだけで相対的に上がります。

スマホで受けてもいいですか

避けてください。手ぶれ、角度、通知、電池——リスクが多すぎます。どうしてもスマホの場合は、必ずスタンドで固定し、機内モード+Wi-Fiにしてください。

何分前に入室すべきですか

5分前が目安です。早すぎると相手が準備中の場合があります。ただしURLは10分前に開いて、接続が通ることだけ確認してください。

自宅に個室がありません

カフェは避けてください(音と情報漏洩の問題)。レンタルスペース、コワーキング、カラオケの個室が現実的な選択肢です。エージェント経由なら、面談ブースを貸してくれる場合もあります。

バーチャル背景を使ってもいいですか

指定がなければ使わないほうが無難です。動いたときに輪郭がちらつき、それ自体が気になります。壁の前に移動するほうが確実です。

面接官が複数いる場合、誰を見ればいいですか

話している人の画面を見て、自分が話すときはカメラを見てください。全員を順番に見ようとすると、目線が泳いで見えます。

録画されることはありますか

企業によってはあります。録画される場合は必ず事前に告知されます。告知なく録画されることは通常ありません。

面接後にお礼のメールは必要ですか

必須ではありませんが、送って悪い印象になることはありません。当日中に、簡潔に(5行程度)送るのが適切です。長文は逆効果です。

10. まとめ

Web面接は、実力ではなく環境で落ちます。そして環境は前日に全部潰せます。

前日にやる3つのこと

① イヤホンマイクを用意し、テスト通話で自分の声を録って聞く

面接を受ける席に座って、カメラを起動してみる。顔が暗ければ、デスクライトをPCの後ろから顔に向ける

③ 面接官の電話番号を控え、スマホのすぐ取れる場所に置く

②は3分で終わります。逆光になっていることに当日気づくのが、最も多い失敗です。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、飲食・宿泊・レジャー領域のメディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた経験を持つ。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。現在は自分の会社を経営している。