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面接の前日と当日朝にやること|1時間で終わる確認リスト【2026年版】

木戸 悠介 なぜキャリア? 編集長 公開 2026年9月6日 読了 約15分
面接の前日と当日朝にやること|1時間で終わる確認リスト【2026年版】

面接の前日、何をすればいいのか。多くの人は、想定問答を読み返して不安を増やします。

前日にやるべきなのは、詰め込むことではありません。当日に頭が回る状態を作ることと、当日の段取りを確定させることです。

この記事では、前日にやる7項目と、当日朝にやる5項目を、時間の目安つきで整理します。合計で1時間程度です。

1. 結論:前日は「確認」、当日朝は「段取り」

前日にやること:企業情報の最終確認、逆質問の確定、持ち物の準備、経路の確認。

当日朝にやること:身だしなみ、経路の再確認、要点の見直し、到着してからの動き。

やらないほうがいいこと:新しい想定問答を作る、回答を暗記し直す、夜遅くまで準備する。

理由は、前日に詰め込んだ内容は、当日の面接でうまく出てこないためです。むしろ、暗記した内容を思い出そうとして、話し方が不自然になります。

前日の準備は1時間、当日朝は30分。これで足ります。

2. 前日にやる7項目

項目内容目安時間
1. 企業情報の最終確認採用ページ、サービス紹介、直近のニュース20分
2. 逆質問の確定3〜4問をメモに書く10分
3. 提出書類の再確認送った職務経歴書を読み返す10分
4. 持ち物の準備書類、筆記具、時計、身分証10分
5. 服装の確認しわ、汚れ、靴10分
6. 経路と所要時間の確認乗換案内で当日の時刻を検索5分
7. 就寝普段と同じ時間に

3行目を必ずやってください。提出した書類の内容は、面接で必ず掘られます。自分が何を書いたかを忘れていると、その場で矛盾が出ます。

1行目は20分で足ります。それ以上調べても、面接で使える情報はあまり増えません。調べるのは、募集背景・サービスの概要・直近のニュース1件の3つです。

7行目が最も重要です。睡眠不足だと、その場で考える力が落ちます。前日に詰め込んで寝不足になるより、早く寝るほうが結果が良くなります。

3. 編集長の実体験:前日に詰め込んで失敗した

自分が受けた面接で、前日に3時間かけて準備したことがあります。

想定問答を20問分作り直し、回答を書き出して、暗記しようとしました。就寝は午前1時でした。

面接官「では、志望動機を教えてください」

私「はい。……えー、御社が、その、法人向けの……」

暗記した文章を思い出そうとして、逆に言葉が出ませんでした。

準備していない質問が来たときも、頭が回りませんでした。睡眠不足で、その場で考える余力がなかったためです。

その後は、前日の準備を1時間に固定しました。

やることは第2章の7項目だけ。新しい想定問答は作らない。暗記もしない。

結果として、面接での受け答えが自然になりました。

前日にできることは限られています。準備が足りないと感じても、それは前日ではなく1週間前にやるべきことです。

4. 当日朝にやる5項目

項目内容目安時間
1. 身だしなみ髪、髭、爪、靴15分
2. 経路の再確認遅延情報を確認3分
3. 要点の見直し志望動機と自己PRの1文目だけ5分
4. 持ち物の最終確認前日に準備したものを確認3分
5. 到着時間の設定建物に15分前、受付は5〜10分前

3行目が要点です。全文を読み返す必要はありません。志望動機と自己PRの1文目だけを確認してください。

理由は、1文目が出れば、後は自然に続くからです。全文を思い出そうとすると、逆に詰まります。

5行目の到着時間

タイミングやること
建物に15分前到着。トイレ、身だしなみの確認
受付に5〜10分前受付を済ませる
早すぎる到着相手の準備が終わっていない可能性

受付は5〜10分前が適切です。20分前に受付すると、相手を急かすことになります。

5. 持ち物リスト

持ち物補足
職務経歴書・履歴書のコピー提出済みでも、自分用に1部
筆記具とメモ帳メモを取る場面がある
身分証明書入館時に必要な場合がある
腕時計スマホで時間を見るのを避けるため
企業の連絡先遅刻・迷子の際に必要
クリアファイル書類を折らずに持つ
ハンカチ・ティッシュ基本
予備のマスク必要に応じて

1行目を持っていく理由は、面接中に自分の書類を参照するためではありません。待ち時間に読み返して、何を書いたかを思い出すためです。

5行目を忘れる人が多いです。電車が止まったとき、企業の電話番号がスマホに入っていないと連絡できません。前日に、企業の電話番号をスマホの連絡先に登録してください。

4行目の腕時計は必須ではありませんが、面接中に時間を確認したいとき、スマホを取り出すのは避けたい場面です。

6. オンライン面接の場合の追加確認

前日にやる追加項目

項目内容
接続テスト実際に使うツールで、同じ場所から
URLの確認有効期限、パスワードの有無
カメラの位置目線の高さになるよう調整
照明正面から光が当たるか
背景映る範囲を確認
通知をオフPC・スマホの通知設定

1行目は、必ず同じ場所でやってください。場所が変わると、通信環境も照明も変わります。

当日朝の追加項目

  • 接続を10分前に開始し、待機する
  • 充電の残量を確認する(電源に繋いでおく)
  • 家族がいる場合、面接の時間を伝えておく

接続でトラブルが起きた場合

すぐ電話してください。「接続がうまくいかず、〇分ほどお待ちいただけますでしょうか」と連絡します。

そのために、企業の電話番号を手元に置いておく必要があります。

複数社の面接が続く週の準備

1週間に3社の面接が入る、という状況が起こります。この場合、前日の準備を毎回1時間ずつ取ると、それだけで3時間です。

効率的な進め方

1、企業ごとの情報を1枚にまとめておく。面接の1週間前に、応募先ごとに次の内容を1ページにまとめます。

項目内容
募集背景求人票から
事業の概要採用ページから
直近のニュース1件
逆質問3〜4問
志望動機の1文目この会社にしか当てはまらない内容

2、前日はその1枚を読むだけにする。調べ直す必要がなくなります。所要10分。

3、共通の準備は1回だけやる。自己紹介、自己PR、退職理由。これらは応募先によって大きく変わりません。1回作れば、全社で使えます。

この形にすると、前日の準備が1社あたり20分程度になります。

面接が続く週は、体力の管理も準備の一部です。3社を1日にまとめる場合、後半の面接で集中が落ちます。可能なら、1日2社までにしてください。

7. 前日にやらないほうがいいこと

やらないこと理由
新しい想定問答を作る覚えきれず、混乱する
回答を暗記し直す不自然な話し方になる
企業情報を調べすぎる使わない情報が増える
夜遅くまで準備する睡眠不足で当日の思考力が落ちる
他社の選考結果を気にする集中が切れる
面接の口コミを読む不安が増えるだけのことが多い

6行目に注意してください。面接の口コミサイトを前日に読むと、「圧迫だった」「難しい質問が出た」といった情報が目に入ります。これは不安を増やすだけで、対策にはなりません。

読むなら1週間前です。前日は読まないでください。

1行目と2行目も同じです。前日に新しいことを覚えようとしても、当日には出てきません。すでに準備したものを確認するだけにしてください。

8. 面接直前の3分でやること

会場に着いてから、面接が始まるまでの時間の使い方です。

1、深呼吸を3回する。緊張は消えませんが、呼吸が整うと声が出やすくなります。

2、志望動機の1文目を口の中で言ってみる。声に出さなくて構いません。1文目が出れば、続きは自然に出ます。

3、「短く答える」と一度思い出す。緊張すると長く話しがちです。1問1分半、と意識してください。

やらないほうがいいこと

  • 想定問答のメモを読み返す(かえって混乱します)
  • スマホで企業情報を追加で調べる
  • 他の応募者を観察する

入室してからの流れ

場面やること
ノック3回。「どうぞ」の後に入室
入室ドアを閉めてから一礼
着席前「〇〇です。本日はよろしくお願いいたします」
着席促されてから座る
荷物椅子の横に置く

この流れは、多くの人が事前に調べています。差がつく部分ではないので、覚えたら気にしないでください。

9. よくある質問

前日に何時間くらい準備すべきですか

1時間で足ります。それ以上やると、睡眠時間が削られる割に効果が小さくなります。

想定問答を全部読み返すべきですか

必要ありません。志望動機と自己PRの1文目だけ確認してください。

前日に緊張して眠れません

普段と同じ時間に横になってください。眠れなくても、横になっているだけで体力は回復します。

当日の朝は何を食べればいいですか

普段通りで構いません。ただし、極端に空腹だと集中が続かないため、何か食べてください。

早く着きすぎた場合は

近くのカフェなどで待って、5〜10分前に受付してください。20分以上前の受付は避けてください。

遅刻しそうな場合は

気づいた時点ですぐ電話してください。「何分遅れるか」と「今どこにいるか」を伝えます。

オンライン面接の前日にテストは必要ですか

必要です。実際に使う場所、使うツールで確認してください。当日に接続できないと、それだけで印象が下がります。

服装は前日に確認すべきですか

してください。当日の朝にしわや汚れに気づくと、対処する時間がありません。

10. まとめ:前日にやる3つのこと

前日の準備は、詰め込むことではなく、当日に頭が回る状態を作ることです。

1つめ、提出した職務経歴書を読み返す。書いた内容は面接で必ず掘られます。何を書いたかを忘れていると、その場で矛盾が出ます。所要10分。

2つめ、逆質問を3〜4問メモに書く。その場で考えると、時間を使ってしまいます。所要10分。

3つめ、企業の電話番号をスマホの連絡先に登録する。遅延やトラブルが起きたときに、これがないと連絡できません。所要3分。

そして、普段と同じ時間に寝てください。前日に新しいことを覚えるより、睡眠を取るほうが結果が良くなります。

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この記事を書いた人

木戸 悠介(きど ゆうすけ)/なぜキャリア?運営者。

23歳で上場企業子会社に新卒入社し、飲食・宿泊・レジャー領域のメディア広告営業を担当。25歳で第二新卒として障がい福祉領域のSaaS企業へ転職し、営業から営業企画へ職種を変えた経験を持つ。2ヶ月で10社に応募し2社から内定。現在は自分の会社を経営している。